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｛さて、早速合否発表に移ろう！風間少年の個性はお世辞でも強いとは言えないが、それを払拭できる技術力と判断力、そして忍耐力！これらを私たちは高く評価している！｝
あ、しかも私のために撮ってくれたんだ…
感動するわ…こんなん、家宝だ…
いや、冷静に思えば、今、普通にディスられてるな。
オールマイト…私って結構繊細なんだよ、
｛敵ポイントもよく稼いでいる！素晴らしい！そして、さらに！緑谷少年…彼を助けようと行動したこともポイントとして加点されている！｝
「ミドリヤ少年？」
いきなり聞きなれない名前が一つ。
｛この映像をみてくれ！｝
映像が切り替わり、モニターに映ったのは、ドデカロボットと男の子だった。
その男の子は、地面から飛びあがり一瞬でロボットの眼前に。すごい脚力だ。
そして、彼が思いっきり拳をロボットに撃つとロボットの顔は大きく凹み、その振動が伝わっていき、ヒビが入っていった。
正直、見た目だけでいうと、そういうことをする人には全く見えない。なんで、ドデカロボットをぶん殴ったんだろう…
そんなことを思っていると、電池が切れたように、彼は真っ逆さまに落ちた。
すると、違うところがどんどんズームされていって私が映った。
ん？私？
ということは、あの時の人！？
私はようやくこの映像を見せられる理由が分かった。
私は、結構試験の日の出来事を忘れているらしい…
そして、この瞬間「ありがとう」を伝えるとかいう目標も思い出した。
本当に記憶の彼方へ吹っ飛んだんだなぁ…
そこに映っている私は、ずっとミドリヤ少年を見つめて、落ちている彼の方に手を向けて手をじわじわと動かして、微調整していた。
はたから見ると結構、変態だ。
けど、これが助けようとしていると思えるのは、一人一人の受験者をよく観察していないとできない。相当な人と時間とお金がかけられているな、と感じる。
しかし、そのあとの動きはなく、私はずっと難しい顔をしながら見つめているだけ…というところでビデオは終了した。
｛風間少年は、緑谷少年を助けられなかった｝
え、まさか…そのまま落ちて、大怪我を…
｛とはいっても、ギリギリのところで他の受験者に助けられたんだが…｝
私はほっとして胸に手を当てた。
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スパゲッティ(プロフ) - もりさんへ コメントありがとうございます！！！！！そう言っていただけて、本当に嬉しいです！！！！末長く見守ってください！！！ (1月1日 12時) (
レス) id: b7c2ae5cf5 (このIDを非表示/違反報告)
もり - 面白いです！更新待ってます！！ (12月31日 22時) (レス) @page43 id: 9b7538881a (このIDを非表示/違反報告)
スパゲッティ(プロフ) - 美音さんへ コメントありがとうございます！！！！復活したので、これからモリモリ頑張ります！！！ (12月7日 15時) (レス) id: b7c2ae5cf5 (このIDを非表示/違反報告)
美音 - 更新頑張ってください！！！！応援してます (12月4日 9時) (レス) @page42 id: 6e3a47796c (このIDを非表示/違反報告)
スパゲッティ(プロフ) - しんどぇさんへ ありがとうございます！！！！お陰でようやく次の話かけました！！！！ (9月2日 18時) (レス) id: b7c2ae5cf5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みかん | 作成日時：2023年5月13日 23時
