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私があれこれ考えてたせいだ…私は、最悪のケースを想像し、思わず口に手を当ててしまった。
しかし、すぐに「まぁ、試験なのだから命に別状アリとかそういうのはないだろう」と考えた。
「大丈夫」そんな暗示を口に含みながら、重たい足を進めようとすると、
「終了！！！！！！！！！！」
スピーカーから終わりの合図が響いた。
その瞬間、体の節々が痛くなってきた。
「いっつぅ」
右腕が最も痛い。あのロボットに殴られたから、当たり前だ。左手で患部をぎゅっと握る。すると、おさえたからか、終わったという達成感からからか痛みは薄れた。
みんなぐったりとしている私も痛みがジクジクと響き、思わずかがみ込んだ体をごろんと地面に預けた。
結構今日は快晴で、澄み渡っている。
空を眺めていると…おばあさんが目の前にきた。
え、おばあさん？？？
「アンタ、ハリボー食べるかい？」
「ハリボー？あ、はい、いただきます。」
私がそういうと、ハリボーを私の口にぴんと指で弾きいれた。
私は即座に歯でキャッチし、喉に到達することはなかったが、普通に危ない。
「ありがとうございます」
そう言った時には、そのおばあさんはいなくなっていた。私は、その後ろ姿を見ていると…
「リカバリーガールだ」
みんなもそれに気づいたらしく、おのおのすげーとか本当にいるんだとか言っていた。
たしかにヒーローは現実味がありそうでない。
私は、色々な説明を受けてから自宅に戻った。
帰る時も電車の中で苦痛で思わず「ゔ」とか「いってぇ」とか言っていた。
周りの人も迷惑なのだろか、ちょっとチラチラと見られたが、大人たちは毎年恒例なのだろう。労るような目、すぐにスマホとかを見始めた。
なんか、それはそれとして、普通に変な気分だ。
そんな私は、一周回って電車にキレていた。
ゆらさないで！！！！！！！！！！！！！！！！！
「ただいま」
そう言いながらリビングに行き、親の言葉を聞かないまま、ソファにダイブしぐっすりと寝た。
しかし、そんなことはなく、普通に親と試験のことについて語り、ご飯をしっかり食べて、お風呂に入り、歯も磨き、自分の部屋で寝た。
あの人は助かったのかな、ふと思う。
そして、あの人に会えるかな、と同時に思った。
雄英高校ヒーロー科が受かれば、きっと_______
いつのまにか私は眠っていた。
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スパゲッティ(プロフ) - もりさんへ コメントありがとうございます！！！！！そう言っていただけて、本当に嬉しいです！！！！末長く見守ってください！！！ (1月1日 12時) (
レス) id: b7c2ae5cf5 (このIDを非表示/違反報告)
もり - 面白いです！更新待ってます！！ (12月31日 22時) (レス) @page43 id: 9b7538881a (このIDを非表示/違反報告)
スパゲッティ(プロフ) - 美音さんへ コメントありがとうございます！！！！復活したので、これからモリモリ頑張ります！！！ (12月7日 15時) (レス) id: b7c2ae5cf5 (このIDを非表示/違反報告)
美音 - 更新頑張ってください！！！！応援してます (12月4日 9時) (レス) @page42 id: 6e3a47796c (このIDを非表示/違反報告)
スパゲッティ(プロフ) - しんどぇさんへ ありがとうございます！！！！お陰でようやく次の話かけました！！！！ (9月2日 18時) (レス) id: b7c2ae5cf5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みかん | 作成日時：2023年5月13日 23時
