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タッタッタッ
今、私たちは3人で固まって、敵が来たと思われる方向に走っている。
敵側は確か核があるところからスタートだから、核の確保が優先の私たちには丁度いい。けど、正面突破の作戦だから対人戦は避けられないよn____
「メルシー！！！」
「うわっ！！」
いきなり青いビームが目の前を通過したので、顔を思い切りのけぞる。その反動でバランスを崩して、尻餅をついてしまった。あぁ、痛い…
「伏せて！！」
！？
即座に立ちあがろうとしていた体はその言葉で、勢いよく寝そべる形になった。
寝そべった瞬間、また青いビームが目の前を通過していく。
こ、ころされる…
これ当たったらどうなんの？普通に私の体に風穴開くの？やばくね？
逃げ道は…
周りを見渡すと、彼の手前に曲がり角がある。私たちが進んでいた方向にもまだ道はあったが、切り抜けるとしたらこの道が有効だ。
しかし、青いビームがまだ壁と壁を反射していて、このままでは、前に進めない。それにこのまま寝てたらﾀﾋぬ。
私は寝そべっていた体を起こして立ち上がり、またギリギリでビームを避ける。
「ここを通りたくば、この僕を倒してみるといい！」
そんな悪役っぽいセリフを言いながら彼は、自分のマントをひらひらとたなびかせて、キラキラと…いや、トゥインクルトゥインクルときらめき、お腹のベルトからビームを出している。
『個性がすごかった』
三奈ちゃんの言葉を思い出す。
ってことはこの個性モリモリの彼が…青山優雅か！！！
青山さんがビームを打ち切ったようで何ポーズかキメている。もうビームの脅威は去ったようだ。けど、また何をするか分からない…
どうしようと、考えていると上鳴電気が前に出た。
「ここは俺が引き受ける、2人は先に行け」
先に行くったって、道が…
「Aちゃん、こっち」
横を見ると、響香ちゃんが手で私を招いている。
私たちはビームを避けている間に、目的の道に辿り着いていたらしい。全然気が付かなかった…
「ありがとうございます！」
「おうよ！！」
上鳴電気はこちらを見て自信満々に笑った。
「行こう！」
「うん！」
「上鳴〜ﾀﾋぬなよ〜」
「ﾀﾋぬわけないだろ！？」
響香ちゃんはそんなジョークを挟みつつ、先に進む。私もそれに続いた。
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スパゲッティ(プロフ) - もりさんへ コメントありがとうございます！！！！！そう言っていただけて、本当に嬉しいです！！！！末長く見守ってください！！！ (1月1日 12時) (
レス) id: b7c2ae5cf5 (このIDを非表示/違反報告)
もり - 面白いです！更新待ってます！！ (12月31日 22時) (レス) @page43 id: 9b7538881a (このIDを非表示/違反報告)
スパゲッティ(プロフ) - 美音さんへ コメントありがとうございます！！！！復活したので、これからモリモリ頑張ります！！！ (12月7日 15時) (レス) id: b7c2ae5cf5 (このIDを非表示/違反報告)
美音 - 更新頑張ってください！！！！応援してます (12月4日 9時) (レス) @page42 id: 6e3a47796c (このIDを非表示/違反報告)
スパゲッティ(プロフ) - しんどぇさんへ ありがとうございます！！！！お陰でようやく次の話かけました！！！！ (9月2日 18時) (レス) id: b7c2ae5cf5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みかん | 作成日時：2023年5月13日 23時
