35 ページ37
画面を見ると、ついにミドリヤ少年が爆豪さんに反撃しようとしていた。
ミドリヤ少年は追いやられた壁を使ってぐんと爆豪さんとの距離を詰める。
爆豪さんはそれに反応して同じように勢いよく距離を詰める。
互いに向けられた拳は、強く相手を引きつけているようだ。
ミドリヤ少年の振りかぶった腕の一つ一つの血管が赤く光っているように見えた。
その瞬間、その光に吸い込まれるように入試の日の記憶が脳に開花する。
《爆豪さんの赤い目》
【ドデカロボットの顔面が凹んだ瞬間】
“私がミドリヤ少年に向けて、手を構えているところ”
〈座り込んだ時の地面を覆う自分の影〉
ぐんと引き戻されるように揺れる床。
私はハッとして、足に力を入れた。
こかけかけた体はまだバクンバクンと心臓の鼓動で揺れている。
私は手を固く握った
息を呑み画面を見ると、天井に大きな穴が空いて、階層がつながっていた。
「えぁ」
変な声が出た。
理由はよく分からないけど、爆豪さんに向けていた拳は天井を開けるためだったのか。
他の画面は、今の衝撃でカメラが壊れたのか黒くなり見えないところがところどころある。
私は目を次の画面次の画面へと必死に動かす。
どうなった？
今の瞬間で何かが変わった？
目に止まったのは。
瓦礫のかげからお茶子ちゃんが核に抱きついている姿。
「ヒーローチームWIIIIIIN！！！！！！」
ーーー
書き直してたら長くなってしまいました。
またこのようなことがありますのでご容赦ください。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 203人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
スパゲッティ(プロフ) - もりさんへ コメントありがとうございます！！！！！そう言っていただけて、本当に嬉しいです！！！！末長く見守ってください！！！ (1月1日 12時) (
レス) id: b7c2ae5cf5 (このIDを非表示/違反報告)
もり - 面白いです！更新待ってます！！ (12月31日 22時) (レス) @page43 id: 9b7538881a (このIDを非表示/違反報告)
スパゲッティ(プロフ) - 美音さんへ コメントありがとうございます！！！！復活したので、これからモリモリ頑張ります！！！ (12月7日 15時) (レス) id: b7c2ae5cf5 (このIDを非表示/違反報告)
美音 - 更新頑張ってください！！！！応援してます (12月4日 9時) (レス) @page42 id: 6e3a47796c (このIDを非表示/違反報告)
スパゲッティ(プロフ) - しんどぇさんへ ありがとうございます！！！！お陰でようやく次の話かけました！！！！ (9月2日 18時) (レス) id: b7c2ae5cf5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みかん | 作成日時：2023年5月13日 23時
