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「自業自得」
響香ちゃんはハァとため息をつきながら吐き捨てる。響香ちゃんは私の心の代弁者だ。
「いや、俺冗談のつもりだったんだよ！？あいつの方が悪いだろ！？俺の頭、こんなんなってんだよ！？」
上鳴電気は焦げたところを指差しながら反論した。
それも一理あるけど…この人は冗談通じなさそうだな〜とかわかりそうなもんだけどね
というかそんな衝撃的なこと覚えてないわけないのに…全く記憶にない。いつだったのかな…？
私は響香ちゃんに冷たい目線を浴びている上鳴電気を尻目に、あの時のことを思い出し始めた。
ーーーーー
「その…風間さんっていう人のこと好きなの？」
ザワザワとした教室に紛れた一言。
その言葉は彼のプライドとかその他諸々を真っ二つにするのには充分過ぎたものだった。
BooooooM!!!!!!
爆破音が教室を覆い隠す。
その瞬間、教室の和やかな空気が凍った。
「コロス」
声は大きくはなかったが、しんと静寂な教室中に響きわたる。
誰も喋らない。
彼の手のひらにはまだユラユラと煙が残っている。
少し焦げ臭い匂いが教室に充満し始めたころ、予鈴が鳴ったので、皆ゾロゾロと自分の席に座る。
そんな中、先ほどまでトイレに行っていた風間Aはそんなこともつゆ知らず、普通に着席するのであった。
ーーーー
んん〜…やはり記憶にない…。
確か…トイレから帰ってきてそれからめっきり私のことも見なくなったきがする…そこから考えると…
多分その間にあったんだな。その事件が。
「はい！コレが風間さんの名前を知ってる理由」
パンっと手を叩いて上鳴さんはこの話に幕を閉じた。
いや、待って。その時のことまだ詳しく聞きたいんですけd___
「じゃあ！対戦相手をいまから決めるぞ！！！！！」
オールマイトは指を上に向かってビシッと立てて、
ボックスの中に手を突っ込んだ。
みんな先ほどの会話よりそっちに目がいき、話し声が途絶える。
聞きたいことあったのに…
というか…なんでこんなにあの人のこと気にしないといけないんだ…
もういいか…このこと考えるのやめよ。
私は頭を振って今の話を遠くの彼方へ放り出した。
「最初の対戦相手はこいつらだ！！！」
オールマイトの声は私の耳にいつもより響かなかった。
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スパゲッティ(プロフ) - もりさんへ コメントありがとうございます！！！！！そう言っていただけて、本当に嬉しいです！！！！末長く見守ってください！！！ (1月1日 12時) (
レス) id: b7c2ae5cf5 (このIDを非表示/違反報告)
もり - 面白いです！更新待ってます！！ (12月31日 22時) (レス) @page43 id: 9b7538881a (このIDを非表示/違反報告)
スパゲッティ(プロフ) - 美音さんへ コメントありがとうございます！！！！復活したので、これからモリモリ頑張ります！！！ (12月7日 15時) (レス) id: b7c2ae5cf5 (このIDを非表示/違反報告)
美音 - 更新頑張ってください！！！！応援してます (12月4日 9時) (レス) @page42 id: 6e3a47796c (このIDを非表示/違反報告)
スパゲッティ(プロフ) - しんどぇさんへ ありがとうございます！！！！お陰でようやく次の話かけました！！！！ (9月2日 18時) (レス) id: b7c2ae5cf5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みかん | 作成日時：2023年5月13日 23時
