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更衣室はこれで2度目だが雰囲気が全然違い、皆んなは和気あいあいとコスチュームに着替えている。
そんな平和な空間の中で、私はさっきから自分のコスチューム姿を見てから鳥肌が止まらなかった。
なんだ、このピチピチ感。
これサイズ合ってるのか？
いや、いいんだけど…動きやすいし、なんかドラゴン●ールのスカウターみたいなのがあってかっこいいし。
けどね、なんか、こう、体のラインが綺麗に見えるのが、16歳の女子高生にはちょっと…
「Aさん？どうされたのですか？」
悶々としている私の後ろから声を掛けたのは、多分百ちゃんだ。
コスチュームが入った袋を開けた時から、雲行きが怪しかったので端っこで気配を消して着替えていたのだが、見つかったのか。
「！？！？」
恥ずかしいけれど覚悟を決め振り返ると、言葉を失うような衝撃的な景色が広がる。
目の前には、露出という露出の大盤振る舞いみたいなコスチュームを身につけている百ちゃんがいたのだ。
だが、彼女は平然と立っている。私とは比べ物にならないくらいすごい格好をしているのに。
それに、私が驚いて理由もよく分かってないみたいだ。なんでだよ。
「Aさん？」
流石に間が空きすぎたので心配された。
「あ、いや、ごめん…その格好は…一体？」
「ああ、これですか…布が多いと個性を使う時に破けてしまうので、仕方がないのですわ」
「ああ…なるほど」
思ったより納得の理由だった。安心しました。
「Aっち〜ヤオモモ〜準備できた？」
遠くの方から三奈ちゃんの声が聞こえる。
「うん！できたよ！」
「できましたわ」
私たちは返事をしながら鏡で服装の最終確認をする。
「んじゃ、行こっか！」
私たちはドアの前に立った。
更衣室を出るのにこんなに緊張することはあるだろうか…プールの授業くらいな気がする。
しかし、ワクワク感もあるのでそれとはちょっと違う感じがする。
そんなことを考えながら更衣室を後にした。
「グラウンドとは？」
思わず漏れる本音。
広がる光景はただの街並みだ。これが学校の中にあることが信じられないくらい自然な風景。
流石、雄英高校。
この言葉を言っとけば丸くおさまる感じもまた、「流石、雄英高校」だな。
改めて凄さを実感しながら皆んなが集まるのを待っていると、ちらりと目に入る『あの人』。
彼もまた露出が多いが、デザインが普通にかっこいいという印象が強い。ずっと思ってたけど、顔もかっこいいんだよな…
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スパゲッティ(プロフ) - もりさんへ コメントありがとうございます！！！！！そう言っていただけて、本当に嬉しいです！！！！末長く見守ってください！！！ (1月1日 12時) (
レス) id: b7c2ae5cf5 (このIDを非表示/違反報告)
もり - 面白いです！更新待ってます！！ (12月31日 22時) (レス) @page43 id: 9b7538881a (このIDを非表示/違反報告)
スパゲッティ(プロフ) - 美音さんへ コメントありがとうございます！！！！復活したので、これからモリモリ頑張ります！！！ (12月7日 15時) (レス) id: b7c2ae5cf5 (このIDを非表示/違反報告)
美音 - 更新頑張ってください！！！！応援してます (12月4日 9時) (レス) @page42 id: 6e3a47796c (このIDを非表示/違反報告)
スパゲッティ(プロフ) - しんどぇさんへ ありがとうございます！！！！お陰でようやく次の話かけました！！！！ (9月2日 18時) (レス) id: b7c2ae5cf5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みかん | 作成日時：2023年5月13日 23時
