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そして、この個性の欠点は…
「はぁ、はぁ」
すぐに酸欠になることだ。大量の空気を肺に埋め尽くして、思ったように操るにはそこから息を止めなくてはならない。そして、吐く時もぶっと思い切り吐くと勢いよく出てるが、さっきの作戦ではふーーーーーっと長ーーく息をしないといけないため、思うように息ができない。
今のアクションでもちょっと死にかけた気がする。いや、ちょっと盛ったな…
やはり、この鉄の塊を破壊するためには、この方法しか思い浮かばなかったが…しんどい。
しかも、イメージする力も大切でそれなりに集中力がいるから、周りの情報を一切を遮断して、個性を使っている。
なので、その間移動もできないし、効率がクソ悪い。
今思えば、ヒーローになった時に実用的なのか否や…
「あ」
そんなことを考えてると、曲がり角からロボットが一台。
それなりに余裕がある、また一気に集中力を高める。
手で覆うようにロボットの周りに、風の球体をイメージし、風を構築していく。
微調整をするように、クイクイと自分の手を指を動かしてイメージしていく、この動作もかなり重要だ。指を動かすことで、想像しやすくなる。
「(よし、ここだ！)」
そう思い、持ち上げ_____BoooooM！！！！
目の前で爆発が起きる。
爆風で思わず目を瞑った。
すぐに目を開けて風で煙を払いのけると、もう壊れてしまったロボットがそこにいた。まるで爆弾を投げられたみたいだ。どっちかというと、車が来たみたいな迫力だった。
こんなことを考えさせるくらい人間がやったとは思えない。しかし、さっきちらりと人影は見た。絶対に人間の仕業だ。まあ…当たり前か。人しかいなし、道具の持ち込みとかは厳禁だったはず…。
「…」
あっけにとられた私の体は、少しの間痺れたように動かなくなる。しかし、そんな私を誰も待ってくれない。
それを体現するかのように、またさっきの角からまたひょっこりとロボットがきた。
私は、さっきの集中している時に知らず知らずのうちに歩みを進めていたらしく、ほぼ「トイレから帰ってきた友達を脅かすために角で待ち伏せしている」みたいな位置まで来ていた。なので、ロボットとほぼガチ恋距離だった。
しかし、残念ながらロボットはそんな恋とか愛とか考えないので、私を見るや否やすぐにアームを振り上げる。
少し反応に遅れた。
ロボットの攻撃を避けきれず、腕に思い切り、アームが右腕にぶつかる。
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スパゲッティ(プロフ) - もりさんへ コメントありがとうございます！！！！！そう言っていただけて、本当に嬉しいです！！！！末長く見守ってください！！！ (1月1日 12時) (
レス) id: b7c2ae5cf5 (このIDを非表示/違反報告)
もり - 面白いです！更新待ってます！！ (12月31日 22時) (レス) @page43 id: 9b7538881a (このIDを非表示/違反報告)
スパゲッティ(プロフ) - 美音さんへ コメントありがとうございます！！！！復活したので、これからモリモリ頑張ります！！！ (12月7日 15時) (レス) id: b7c2ae5cf5 (このIDを非表示/違反報告)
美音 - 更新頑張ってください！！！！応援してます (12月4日 9時) (レス) @page42 id: 6e3a47796c (このIDを非表示/違反報告)
スパゲッティ(プロフ) - しんどぇさんへ ありがとうございます！！！！お陰でようやく次の話かけました！！！！ (9月2日 18時) (レス) id: b7c2ae5cf5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みかん | 作成日時：2023年5月13日 23時
