*其ノ壱* ページ3
うちは一族に身を置いて月日が経った。
オレは自室の窓に腰掛け、空を見上げる。
……星が綺麗だなあ。
ああ…どうやらオレはナルトと同世代みたい。
息子の成長をこんなに間近で見れるなんてね。
おかしな事に、オレはうずまき一族の血も引いていてうちは一族の血も引いている様だ。
それに腹の中に零尾が封印されている。
否…一緒に産まれてきた。
だから夜兎はオレが四代目火影だと分かっている。
能力はそのまま受け継いで、写輪眼、なんとうずまき一族しか使うことが出来ない金剛封鎖までも使えてしまうと気付いた。とても都合が良い気がするけど、少し嬉しいな。クシナになれたみたいで…なんて。それに髪も綺麗な赤色だ。
「 …これから先、ナルトを影から助けていこうと思うよ。クシナ。 だから見守っていて。」
見上げてポツリと呟く。
夜の空の星が一つ、返事をする様に力強く光った気がした。
部屋の中に入ってそろそろ寝よう。明日からアカデミーだ。
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結菜 - 早く投稿してくださいやがれ♪ (2019年11月18日 7時) (レス) id: 626da14d5b (このIDを非表示/違反報告)
名無し91400号(プロフ) - 次回が楽しみです。更新頑張ってください! (2018年4月24日 16時) (レス) id: 4455ef4ef6 (このIDを非表示/違反報告)
風香(プロフ) - ミナトがこれからどのように動いていくのかがとても気になって仕方ありません!これから頑張って下さい! (2017年5月22日 17時) (レス) id: 247b8bade0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:セリア | 作成日時:2017年5月20日 23時