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「イソップくんん！！！いつも早起きだね！おはよ！！！」
「あ、は、はい…ありがとうございます…」
「今さあ！やっとさあ！○○にさあ！あーんができるチャンスが訪れてたのにさあ！」
「すいませ…………」
いつもより不機嫌そうなイソップ君に、できるだけ明るく声をかけた。
こんなに眉間にシワがよってるあの人は初めて見た…交流があんまり無いので私が見てないだけかもしれないけど。
「…え、と…あの、僕が言いたかったのは…ﾋｨ」
「もう少し静かに食べろって事でしょ？ごめんごめん、食事中なのに失礼したね」
「………あ、えと………そ、それ、です」
この空気に耐えられなくなったのか、急いでお盆を持ち自分の部屋へと足早に戻るイソップ君。
…うう、全然距離が縮まらない。
「…あれもこれもぜーんぶナワーブのせい」
「俺か」
「俺以外に何がいるってんのよ」
お前の魅力が足りないからこうなっているのだろうと深くため息をつくコイツを横目に、もくもくとご飯を口に運ぶ。
「でも、朝から会えて幸せ。イソップ君ってほんと可愛いよね。」
「…そうか？」
「可愛いしカッコイイし、揃ってる感じするよね。あの人はズルいよ」
事の発端になった あーん 事件はもう私たちの中では忘れ去られていて、せっせと朝食を終えた。
…これからイソップ君の部屋にでも訪問して謝罪してやろうか。
それも、イソップ君の顔がみたいというただのワガママで、あの人の眼中に私がいないことなど分かっていたことだ。
今日の予定は午後に2回試合あるらしい。
と、新しいサバイバーの子がきたって事で飲み会があるのか…嫌な予感しかしないなあ。
前回の飲み会はさんざんだったからな…カヴィンは寝潰れるわピアソンはわんわん泣くわあげくの果てにナワーブは私の部屋で寝るわ。
「イソップ君の酔った姿が見られるなら今日の試合もがんばろーかなあ！！」
イソップ君で気合をいれたその時だった。
「なんだ、ついに変態と化したか。」
「…………………はぁ、しつれイライ」
ある意味圧倒的なギャグセンスを持ってる私はこのような場面でも自分の持ちネタを放つことができる。
「…イソップから呼び出し食らってるよ」
マッハで行く。
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めんへらうさぎ(プロフ) - 今日初めて読んだのですが、すっごく好きです……。奥手なナワーブくん可愛すぎるし、ちょいちょいとおちょくってくるイライくんも可愛かったです…！イソペも可愛くて、とてもいい作品をありがとうございました(＞＜) (2019年7月16日 22時) (
レス) id: 9158c232db (このIDを非表示/違反報告)
ゆーな(プロフ) - 名前変えても○○になってます… (2019年6月18日 21時) (レス) id: 1ac6299c65 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：5号機ちゃん | 作成日時：2019年6月14日 22時
