エルゼメキアの親友 (ページ3)

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エルゼちゃんが残してくれた物ページ3

日和「シノブくん。エルゼちゃんの部屋からは」

シ「残念だけど」

日和「そっか」

何か残ってると思ったのに

シ「だけど、エルゼ様は天見エルナの腕にこれを着けてた。手紙も」

日和「?これは!」

シ「ミラクルプリズマー。エルゼ様が使っていたもの。手紙にはこう書いてる。

日和ちゃんへ
この手紙を見る頃には私はこの世にいないと思う。日和ちゃんにはこれを使って霧隠くん達のお手伝いをしてほしいの。エルゼメキアとして。皆いい人たちだよ。２つお願いがあるの。1つ目はマゼラを討ち倒して。２つ目は

私を忘れないで」

日和「うっ。エルゼちゃん」

最後の所の字は震えていて泣いた跡がある

日和「霧隠会長たちと協力って。エルゼちゃんにとどめをさした張本人じゃない」

私はあの現場を見ていた

止めようとしたけどシノブくんから止められた

私はエルゼちゃんがいなくなる瞬間を目の前で見ていた

日和「私はそんな人たちと協力なんてしない」

嫌だ

絶対に嫌だ