隣の部屋 ページ7
そろそろ夜ご飯ができると言うわけで、ホリィさんの頼みで承太郎さんを呼びに行く事にした。
そしてそのついでと言えば可笑しいのだが、
承太郎さんの部屋へ行く前にAは色んな部屋をまわっているのだ。
承太郎さんが言ったとおり家の中はどこも広く本当に迷いそうだとAは心の中で注意を計った。
『えっと…ここが茶室だから…』
難いことにホリィさんは私の為に、と空いた部屋を一部屋譲ってくれた。
理由は年子の女の子が一人で居間や廊下で寝させるわけにはいかない、という事だそう。
だが、肝心のその部屋の場所へ行くまでのホリィさんの順路説明が簡単というか適当すぎてAは頭を回転させ悩んでいた。
ホリィさんが言うには、突き当たりをまっすぐ行って右の部屋が承太郎さんの部屋。
その左側にある部屋がAの部屋だという事。
やっとの思いで自室までついたのにおそらく数十分はかかっただろう。
恥ずかしいことにAは他の人と比べて多少方向音痴な一面があるのだ。
これは物心ついている時からのようで、自分では意識していなかったのだが両親にこっぴどく叱られた思い出が今でもAの記憶にはっきりと残っている。
『ここが承太郎さんの部屋か…』
承太郎さんの部屋から微かにラジオの音が聞こえる。
部屋の扉を二回ノックし、扉越しから声を掛ける。
『承太郎さん、ご飯がそろそろできるみたいですよ。』
承太郎「…あぁ。」
無愛想で低い承太郎さんの声が扉越しから聞こえ、Aはホッと息をつく。
無視されればされるで異様に傷付くものだし...
『あ、それと承太郎さんの部屋の正面にある部屋が私の部屋になったので、よろしくお願いします』
急に扉が開き、承太郎さんの胸に飛び込むような形となり少し緊張した。
承太郎「そうか」
これまた無愛想な顔で短く受け答えする承太郎さんは、Aの横を擦り抜けるとホリィさんのいる居間へと向かっていった。
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神無月 - おぉ！楽しみにしてます！ファイトです！ (2015年5月5日 16時) (
レス) id: 31776b8a67 (このIDを非表示/違反報告)
勇者あああああ(プロフ) - 神無月さん» 承太郎いいですよね！！オラオラ系男子作者も好きです！作品数の関係でそろそろパート2いきます！もっと承太郎をだしていきます笑 (2015年5月5日 1時) (レス) id: 646252441b (このIDを非表示/違反報告)
神無月 - めっちゃいいっすねｗ大好きです！更新ファイトです！自分的には承太郎一途ですよｗｗ (2015年5月4日 20時) (レス) id: 31776b8a67 (このIDを非表示/違反報告)
独立(プロフ) - あああああさん» 恥ずかしいお( ^ω^ ) (2015年2月24日 18時) (レス) id: 7a0b141737 (このIDを非表示/違反報告)
あああああ(プロフ) - 独立さん» ( ^ω^ )みるお (2015年2月24日 17時) (レス) id: 646252441b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：勇者あああああ | 作成日時：2014年9月17日 23時
