同い年 ページ6
ジョースターさんがどこかへ行ってしまった後、ホリィさんは私の事について色々と教えてくれた。
朝、外へ出た時にAが門の前で倒れていたのを偶然発見し、急いで部屋に連れて行って応急処置をしてくれたという事らしかった。
『そうだったんですか』
ホリィ「でもでもっ、しばらくAちゃんと一緒なんて凄く嬉しいわ！！」
目の前でウキウキとはしゃいでいるホリィさんはとても微笑ましい。
Aはその笑顔につられて、思わず微笑んでしまう。
ホリィ「あ、そろそろ承太郎も帰って来る時間ねっ！」
『承太郎さん、ですか？』
ホリィ「ええ！とっても良い子なのよ！丁度Aちゃんと同い年くらいだから、きっと直ぐに仲良くなれるわ！」
『そうなんですか。それなら安心です』
ホッと胸を撫で下ろすA、
いくら過去の人だとしても同い年と聞けば安心するものだ。
ホリィ「あっ、お帰りなさい承太郎！」
ホリィさんはその人の元まで駆け寄るとぎゅっと腕に抱き着きそのまま離れなくなった。
まるで付き合っている男女をみているようだ。
「良い加減離れろ、鬱陶しい。」
今の状況がイマイチ読み込めなくてそわそわし始めるAに、承太郎さんはお構いもなしにジロリと鋭い眼で見下ろす。
『え…っと…』
しばらくすると彼は口を開いた。
承太郎「…お前、名は」
『…A、です……』
承太郎「…」
承太郎さんの視線を一点に感じ、視線につられ下を見下ろす。
『あ…っ』
Aのスカートはこの時代ではやはり珍しかったのか、承太郎さんはAを気遣い目を逸らした。
流石に凝視されれば恥ずかしいもので、自分でも分かるくらい耳と顔が真っ赤になり再び俯いてしまう。
ホリィ「承太郎、今日からAちゃんをしばらく家で預かる事になったのよ。仲良くしてね」
承太郎さんは眉をピクリと動かし「そうか」と前置きし言葉を続けた。
承太郎「…家は無駄に広いから迷子になるなよ」
『は、はい！頑張ります！』
何とか、頭に浮かんだ言葉を口にしたが自分でも振り返ると可笑しい。
でも、一つだけ良かったことは承太郎さんは私に背を向けていて、顔は見れなかったけど、笑ってくれたのは耳に残っている。
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神無月 - おぉ！楽しみにしてます！ファイトです！ (2015年5月5日 16時) (
レス) id: 31776b8a67 (このIDを非表示/違反報告)
勇者あああああ(プロフ) - 神無月さん» 承太郎いいですよね！！オラオラ系男子作者も好きです！作品数の関係でそろそろパート2いきます！もっと承太郎をだしていきます笑 (2015年5月5日 1時) (レス) id: 646252441b (このIDを非表示/違反報告)
神無月 - めっちゃいいっすねｗ大好きです！更新ファイトです！自分的には承太郎一途ですよｗｗ (2015年5月4日 20時) (レス) id: 31776b8a67 (このIDを非表示/違反報告)
独立(プロフ) - あああああさん» 恥ずかしいお( ^ω^ ) (2015年2月24日 18時) (レス) id: 7a0b141737 (このIDを非表示/違反報告)
あああああ(プロフ) - 独立さん» ( ^ω^ )みるお (2015年2月24日 17時) (レス) id: 646252441b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：勇者あああああ | 作成日時：2014年9月17日 23時
