煙草の煙 ページ39
「スタ…ンド？ 何だねそれは一体」
キャプテンは承太郎の言っていることがよくわかっていないようで、ぽかんとして辺りを見回している。
アヴドゥル「それはかんがえられないぞ、承太郎。このテニール船長はスピードワゴン財団からの紹介で身元は確かだ。信頼できる人物スタンド使いの可能性は無いに等しい！」
「ちょっと待ってくれ、スタンド？一体何を言っているのだね？」
ポルナレフ「承太郎！いい加減な推測は惑わすだけだぞ！」
花京院「証拠はあるのか承太郎！」
それでも承太郎は動じず、冷静に落ち着きを保っていた。
承太郎「スタンド使いに共通する見分け方を発見した」
ジョセフ「なっ、なに！」
承太郎は自分の鼻の頭を指さして続けた。
承太郎「それは、スタンド使いは煙草の煙を少しでも吸うとな、鼻の頭に血管が浮き出る」
ポルナレフ「嘘だろ承太郎！？」
Aは承太郎の言うとおり鼻の頭に触れた。
しかし、血管は浮き出ていない。
どういうことだろう。
私はスタンド使いじゃないのだろうか
そこでAははっと顔を上げて承太郎に目を戻した。
『まさか、承太郎！』
Aが言い終わったと同時に、承太郎ははっきりとこういった。
承太郎「あぁ、嘘だぜ」
挑発的にキャプテンに告げた承太郎を見上げキャプテンに目を戻す。
キャプテンははっとした表情を見せ、鼻頭に触れた指をぴくりと動かした。
その横でアンはなんのことかときょろきょろと皆を見回していた。
承太郎「間抜けは見つかったようだな」
身に着けていた帽子を外し、ふふっと不気味な笑みをこぼす。
ゆっくりと目つきが変わりゆく鋭い目つきにAは思わず息を飲んだ。
『でも、承太郎、なんであの人がキャプテンじゃないってわかったの』
承太郎「いや、全然思わなかったぜ。だが、船員全員にこの手を試すつもりでいただけのこと…だぜ」
「渋いねぇ、まったく おたく渋いぜ確かに俺は船長じゃねぇ、本物の船長は既に香港の海底で寝ぼけているぜ」
『海底…？』
その意味を理解したときAは荒くなる胸を抑え、一歩下がり息を整える。
自分でもわからないくらい動揺していたのかもしれない。
承太郎「じゃあ、てめぇは地獄の底で寝ぼけな！」
承太郎の言葉に鼻で笑い、ポルナレフの横に立っていたアンに目を向けた。
Aは咄嗟にアンに叫ぶ。
『アンちゃん逃げて！』
その時、海底から出てきた腕がアンの足を掴んだ。
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神無月 - おぉ！楽しみにしてます！ファイトです！ (2015年5月5日 16時) (
レス) id: 31776b8a67 (このIDを非表示/違反報告)
勇者あああああ(プロフ) - 神無月さん» 承太郎いいですよね！！オラオラ系男子作者も好きです！作品数の関係でそろそろパート2いきます！もっと承太郎をだしていきます笑 (2015年5月5日 1時) (レス) id: 646252441b (このIDを非表示/違反報告)
神無月 - めっちゃいいっすねｗ大好きです！更新ファイトです！自分的には承太郎一途ですよｗｗ (2015年5月4日 20時) (レス) id: 31776b8a67 (このIDを非表示/違反報告)
独立(プロフ) - あああああさん» 恥ずかしいお( ^ω^ ) (2015年2月24日 18時) (レス) id: 7a0b141737 (このIDを非表示/違反報告)
あああああ(プロフ) - 独立さん» ( ^ω^ )みるお (2015年2月24日 17時) (レス) id: 646252441b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：勇者あああああ | 作成日時：2014年9月17日 23時
