本物のスタンド使い ページ38
承太郎は興味なさそうに煙草に火をつけ煙草をふかしている。
Aは、腕の中で痛がっているアンを放っておけなくなりキャプテンと呼ばれる男に一歩歩み寄った。
『密航者というのは十分わかっています。でもまだこんな小さい子供なんです。』
男はAを見据えると顔を俯け、言葉をつづけた。
「女の子とは言え舐められると、限度無く密航者がやってくる。港に着くまで下の船室に軟禁させてもらうよ。」
『っ…』
Aはやむを得ず唇を噛み締めて承太郎達の元まで下がった。
ジョースターは二人のやり取りの後、キャプテンに問う。
ジョセフ「キャプテン、お聞きしたいのですが、船員１０名の身元は確かなものでしょうな？」
キャプテンは、アンを船員達に引き渡すと横目でジョースターを見据えた。
「ええ、間違いありませんよ。全員が十年以上この船に乗っているベテランばかりです。どうして、そんな神経質にこだわるのかわかりませんけれども…」
「ところで…」
キャプテンは承太郎の元まで歩み寄り、承太郎の吸っていた煙草を取り上げた。
「甲板での喫煙はご遠慮願おう。君はこの灰や吸い殻をどうするきだったんだね？この美しい海に捨てるつもりだったのかね？君はお客だがこの船のルールには従ってもらうよ？無法者君」
確かに、キャプテンの言い分は正しい。
キャプテンさんは煙草の火を承太郎の帽子で消す。
煙草の灰がらがポロポロと帽子のつばに落ちてゆく。
意外な行動に皆口を開けて驚いていた。
「わかったね？」
煙草の吸い殻を承太郎さんのポケットに入れるとキャプテンさんは一言告げ船員たちの元へ戻って行った。
承太郎はポケットに手を入れて、キャプテンを睨みつける。
承太郎「待ちな、口で言うだけで素直に消すんだよ大物ぶってカッコつけてんじゃねぇこのタコ」
「あぁ？」
キャプテンは承太郎に目を戻した。
Aは、咄嗟に承太郎を止めようと、承太郎の名を呼んだ。
ジョースターも承太郎を止めようと注意した。
ジョセフ「おい、承太郎！船長に対して無礼は止めろ！お前が悪い！」
承太郎はポケットから手を出し、下がるよう手をAの前に出した。
承太郎「ふん…承知のうえの無礼だぜ、こいつは船長じゃあねぇ、今わかった。スタンド使いはこいつだ」
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神無月 - おぉ！楽しみにしてます！ファイトです！ (2015年5月5日 16時) (
レス) id: 31776b8a67 (このIDを非表示/違反報告)
勇者あああああ(プロフ) - 神無月さん» 承太郎いいですよね！！オラオラ系男子作者も好きです！作品数の関係でそろそろパート2いきます！もっと承太郎をだしていきます笑 (2015年5月5日 1時) (レス) id: 646252441b (このIDを非表示/違反報告)
神無月 - めっちゃいいっすねｗ大好きです！更新ファイトです！自分的には承太郎一途ですよｗｗ (2015年5月4日 20時) (レス) id: 31776b8a67 (このIDを非表示/違反報告)
独立(プロフ) - あああああさん» 恥ずかしいお( ^ω^ ) (2015年2月24日 18時) (レス) id: 7a0b141737 (このIDを非表示/違反報告)
あああああ(プロフ) - 独立さん» ( ^ω^ )みるお (2015年2月24日 17時) (レス) id: 646252441b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：勇者あああああ | 作成日時：2014年9月17日 23時
