左手が右手 ページ31
ポルナレフを起こし上げて
ジョースターは、ニッと笑顔を見せた。
ジョセフ「これで、肉の芽もなくなり、憎めない奴になったわけじゃな」
『ふふっ、ジョースターさんそれ受け狙いですか』
Aはそんなジョースターに小さく笑い、安堵の息をもらす。
後ろで承太郎が嫌そうな顔をしていたけど…。
⋆⋆⋆⋆
スピードワゴン財団の船が沖に止まっていると連絡が入ったようだ。
アヴドゥル「どうした、まだ何か？ポルナレフ」
ポルナレフ「まだ、DIOの自縛を解いてもらったお礼を言ってない」
アヴドゥル「だったら私ではなくAに言うんだな」
ポルナレフはAに向き直り、笑顔を見せた。
ポルナレフ「迷惑をかけたな、お嬢さん」
『いえそんな、ポルナレフさんが無事でよかったです。』
Aは髪を耳にかけ、ポルナレフと微笑みを交わす。
ポルナレフは少し頬を赤らめて、視線をそらした。
そして、もう一つと言葉を付け足し話し出した。
ポルナレフ「物凄く奇妙な質問をさせていただきたい」
ジョセフ「奇妙な質問？」
ポルナレフ「詮索するようだが…あなたは食事中も手袋を外さない。まさか…その左腕は右腕ではないだろうな」
ジョセフ「左腕が右腕？確かに奇妙な質問じゃ、いったいどうゆうことかな」
Aは自分の左手を上げ、「左手が…右手」と呟く。
普通では考えられない。
ポルナレフ「妹を殺した男を探している」
ポルナレフは真剣な顔をみせ、ジョースターに問いかけた。
ポルナレフ「顔はわからない。だが、そいつの腕は両腕とも右腕なんだ」
ジョースターは真剣な表情をしているポルナレフを見据え、手袋を外した。
ジョセフ「５０年前の戦いによる、名誉の負傷じゃ」
銀色に光る義手が太陽の光に反射し、小さな光を漏らしている。
ポルナレフは義手だとわかると謝罪の言葉をジョースターに告げた。
ポルナレフ「失礼な詮索だった、許してくれ」
『妹さんに何があったんですか？』
Aの問いかけに、ポルナレフは目を閉じて忌まわしい過去を思い出すようにゆっくりと口を開いた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 230人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
神無月 - おぉ！楽しみにしてます！ファイトです！ (2015年5月5日 16時) (
レス) id: 31776b8a67 (このIDを非表示/違反報告)
勇者あああああ(プロフ) - 神無月さん» 承太郎いいですよね！！オラオラ系男子作者も好きです！作品数の関係でそろそろパート2いきます！もっと承太郎をだしていきます笑 (2015年5月5日 1時) (レス) id: 646252441b (このIDを非表示/違反報告)
神無月 - めっちゃいいっすねｗ大好きです！更新ファイトです！自分的には承太郎一途ですよｗｗ (2015年5月4日 20時) (レス) id: 31776b8a67 (このIDを非表示/違反報告)
独立(プロフ) - あああああさん» 恥ずかしいお( ^ω^ ) (2015年2月24日 18時) (レス) id: 7a0b141737 (このIDを非表示/違反報告)
あああああ(プロフ) - 独立さん» ( ^ω^ )みるお (2015年2月24日 17時) (レス) id: 646252441b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：勇者あああああ | 作成日時：2014年9月17日 23時
