肉の芽 ページ15
ジョセフ「これはDIOの細胞からなる肉の芽。
その少年の脳にまで達している、このちっぽけな肉の芽は少年の精神に影響を与えるよう脳に打ち込まれている。」
ジョセフ「つまりこの肉の芽は、DIOに誠実を誓う気持ちを呼び起こすコントローラーなのじゃ」
『それじゃあもう花京院君を救う手立てはないんですか、例えば…手術で摘出するとか』
ジョセフ「いや、それは不可能だ。脳はデリケ−トに作られている。とり出す時、こいつが動いたらキズをつけてしまう」
『そんな…』
自分と反対の意志で操られそのまま死んでしまう改めてDIOの恐ろしさを考えると胸が痛む。
自然と声が震えて、視界がうるんでくる。
Aの涙まじった声と横顔を一瞥すると承太郎は何の戸惑いも無く花京院に近寄った。
承太郎「…こいつはまだ死んじゃいねえ」
承太郎は花京院の頬に手を添え、肉の芽にスタンドを近づける。
だが、肉の芽が大人しく承太郎の手によって除かれるわけではない。
肉の芽と呼ばれるものはそのまま這い上がると承太郎の手に侵入していった。
アヴドゥル「肉の芽が触手を出し刺した！まずい、手を離せジョジョ！」
ジョセフ「摘出しようとする者の脳に侵入しようとするのじゃ！」
花京院「き……さ…ま……」
意識が戻ったのかやっとの思いで保たれている意識を維持し承太郎に目を向ける。
承太郎「動くなよ、花京院。しくじればテメーの脳はおだぶつだ。」
承太郎に侵入していった肉の芽はそのまま腕を伝い首元まで這い上がっていた。
だが、落ち込んでいたAに勝機が芽生えた。
このまま肉の芽が承太郎の脳に達さずに上手くいけば花京院君は助かる。
アヴドゥル「手を放せ、ジョジョ！顔まではい上がって来たぞッ！」
どうにか承太郎を止めようとアヴドゥルさんは必死になって止めをいれる。
『もしかしたら花京院君は助かるかも…！』
ジョセフ「わしの孫はなんて孫だ…。体内に侵入されているのに冷静そのもの
震え一つおこしておらんッ！スタンドも！機械以上に正確に力強く動いていくッ！」
承太郎のスタンドは期待通り肉の芽を脳に傷一つつけず取り出される。
脳から取り出された肉の芽はジョースターさんによってとどめを刺された。
肉の芽はそのまま砂状になって畳の上に零れ落ちていく
花京院「な…何故、お前は自分の命の危険を冒してまで私を助けた…」
承太郎「さあな、そこんとこだが俺にもようわからん」
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神無月 - おぉ！楽しみにしてます！ファイトです！ (2015年5月5日 16時) (
レス) id: 31776b8a67 (このIDを非表示/違反報告)
勇者あああああ(プロフ) - 神無月さん» 承太郎いいですよね！！オラオラ系男子作者も好きです！作品数の関係でそろそろパート2いきます！もっと承太郎をだしていきます笑 (2015年5月5日 1時) (レス) id: 646252441b (このIDを非表示/違反報告)
神無月 - めっちゃいいっすねｗ大好きです！更新ファイトです！自分的には承太郎一途ですよｗｗ (2015年5月4日 20時) (レス) id: 31776b8a67 (このIDを非表示/違反報告)
独立(プロフ) - あああああさん» 恥ずかしいお( ^ω^ ) (2015年2月24日 18時) (レス) id: 7a0b141737 (このIDを非表示/違反報告)
あああああ(プロフ) - 独立さん» ( ^ω^ )みるお (2015年2月24日 17時) (レス) id: 646252441b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：勇者あああああ | 作成日時：2014年9月17日 23時
