ハンカチ ページ11
他の女性達は皆階段から駆け降り、承太郎の元へ行ってしまった。
この高さから落ちたら意識が無くなるどころか、下手をすれば一生目が覚めないだろう。
承太郎は運が良かったのか、近くの木がなければ全治何週間というどころでは済まなかったかもしれない。
私も階段を降りて承太郎の元へ向かった。
『承太郎っ！』
承太郎の足には刃物のような何かで斬ったような傷ができていて、思った以上に深く切れていた。
咄嗟に手当をしようとしたが
代わりになるものや役に立つようなものは生憎所持していない。
『どうしよう…』
承太郎「心配ねえ、ただのかすり傷だ」
『えっ、でも…』
そう言うと承太郎は何事もなかったように、ズボンについた砂を払い立ち上がる。
「君、左足を切ったようだがこのハンカチで応急手当てをすると良い」
振り返るとそこにいたのは赤い髪をした緑色の瞳の男性が立っていた。
その手には、白いハンカチ。
緑色の綺麗な模様がいれられている。
「大丈夫かい？」
承太郎「待て、
ありがとうよ、見ねえ顔だがウチの学校か」
花京院「花京院典明、昨日転校してきたばかりです。」
昨日…？
それじゃあ私と同じようなタイミングで転校してきたんだ…。
『花京院君っていうんだ、よろしくね
私も今日から花京院君と同じ学校に転校してきたんだ』
半ば強引にだけど…。
花京院はそう言うAの顔と差し出された手を交互に見て小さく「よろしく」と呟き、学校に向かってしまった。
『あ…っ』
握手を求めたつもりだったが感情を害してしまっただろうか？
彼女は差し出した手を戻し、表情をゆがませる。
「花京院くんだって！結構いいんじゃない？」
「私はジョジョの方が好きー」
「私も！」
「やだ、私は承太郎一途よ！」
後ろにいる女の子達は相変わらず騒ぎ立てている、まるでアイドルのファンでもみているようだった
承太郎「…どうしたA、行くぞ」
『あ、うん』
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神無月 - おぉ！楽しみにしてます！ファイトです！ (2015年5月5日 16時) (
レス) id: 31776b8a67 (このIDを非表示/違反報告)
勇者あああああ(プロフ) - 神無月さん» 承太郎いいですよね！！オラオラ系男子作者も好きです！作品数の関係でそろそろパート2いきます！もっと承太郎をだしていきます笑 (2015年5月5日 1時) (レス) id: 646252441b (このIDを非表示/違反報告)
神無月 - めっちゃいいっすねｗ大好きです！更新ファイトです！自分的には承太郎一途ですよｗｗ (2015年5月4日 20時) (レス) id: 31776b8a67 (このIDを非表示/違反報告)
独立(プロフ) - あああああさん» 恥ずかしいお( ^ω^ ) (2015年2月24日 18時) (レス) id: 7a0b141737 (このIDを非表示/違反報告)
あああああ(プロフ) - 独立さん» ( ^ω^ )みるお (2015年2月24日 17時) (レス) id: 646252441b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：勇者あああああ | 作成日時：2014年9月17日 23時
