第17話【小学生の頃授業中にパトカーのサイレン聞こえたら毎回ざわついてたなぁ。】 ページ20
ぐぅ。
多分、この音は私のお腹の音だ。
そして私の目の前にいるのは、お茶子ちゃん。
お茶子「Aちゃん！一緒にお昼ご飯食べない？デクくんと飯田くんもいるんだけど...！」
今日はお昼の時間に雄英バリアー事件が起きる。
お昼の時間にレギュラーと一緒にいる、ということは、あの非常口飯田が見られるわけだ。
『はい！よろこんで！』
行くに決まってんだろぉ？
____________
後悔した。はっきりいってしまえば。
私はあの後お茶子ちゃんについて行って一緒にお昼ご飯を食べた。
飯田くんのインゲニウムの話が始まり、飯田くんの笑顔が見れたり。
ここまでは良かった。ここまでは。
この後はあのサイレンが鳴り響く。
私は非常口飯田を目に焼き付けるために集中した...のだが、想像よりもはるかに勢いよく生徒達は流れ込んできた。
...まぁようするに。
『な、流されたぁぁ！！き、きっっつい！！』
まって、まって！？
こんな、勢い、いいの、！？
こうなるんだったら、非常口がいちばん見えやすい場所で待機しとけばよかった！！！
『やばっ...も、飯田くんっ、見えなくなって、る！』
すると背中にとん、と手がぶつかる。
いや、ぶつかると言うか、意図的に軽く叩かれたような感じがした。
後ろを振り向くと、切島くんと上鳴くんが。
『おわ、二人共、大丈夫！？』
上鳴「大丈夫か大丈夫じゃないかで言ったら大丈夫じゃないな！？」
切島「Aは気づいてるか！？」
マスコミのことか。
『うん、この騒ぎはマスコミ！多分誰かが雄英バリアーを抜けたんだと思う！』
切島「どうすっかこれ...！！落ち着く様子ねぇぞ...！？」
私は二人の手を取って割と生徒達が少なめなところに移動する。
『大丈夫だよ、』
私はそう言って後ろを振り向く。
そこには非常口飯田が「大丈夫！」と叫んでいた。
ここは、非常口がいちばん見えやすい。
第18話【自分の家の車は平気だけど、バスは酔ってしまう。】→←第16話【おで｢カロリーメイトフルーツ味を食ええ！！ 」う〇こ製造機｢おっおいしいおいしいおいしい(エコー)」】
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ミラー - ワンピースの能力でるのめっちゃ好きです！！ (2022年12月17日 15時) (
レス) @page38 id: e2761ceb74 (このIDを非表示/違反報告)
エディ - (((抱えてません))) (2020年1月6日 13時) (レス) id: 09090d6677 (このIDを非表示/違反報告)
エディ - アンダーテェェエ↑ル (2020年1月6日 13時) (レス) id: 09090d6677 (このIDを非表示/違反報告)
tomo s(プロフ) - 日向のべんじょの歌出てきた瞬間吹きました。一人で夜中ニヒニヒ笑ってしまったので家族に気味悪がられました。悲しかったです。小説最高に面白いです！ (2019年3月30日 0時) (レス) id: 86c83f07c2 (このIDを非表示/違反報告)
高速田中 - もしかして某金平糖と茎わか姉を知っちゃってる系女子ですか！？仲間ですね！！めちゃくちゃ嬉しいです！！ (2019年3月25日 2時) (レス) id: 52ffb8137e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白蛇の柊 | 作成日時：2017年8月15日 15時
