地獄の学校生活に… ページ11
朝は色々あったが、とりあえず教室に入らないとな…
でも櫛田ちゃんはいるんだよな…
ああ、女子って怖。
ガラッ(ドアを開ける
『まだ、誰もいないのか』
僕は椅子に座り、スマホを見つめる
『10万…か。』
そう、僕は色々あってまだ使ってなかったのだ。
それに加えて飯も食ってねぇし、
いつかぶっ倒れんのかもしれんな…
すると廊下から足音がする。
こんな朝早く来る人と言えば…
「あら、A。早いじゃない。」
鈴音か…
『お、おはよう。』
「おはよ。」
『綾小路くんは?』
「綾小路くん?いないわよ、毎日一緒に来るわけないでしょ」
『そんなつれないこと言うなよ。』
「別にいいじゃない。」
すると少し沈黙が続き…
「ねぇ、A?」
びっくりした、静かな声で彼女はつぶやく
『なに?鈴音たん。』
「昨日綾小路くんに何されたのかしら」
『えっ…いや!なんでもないよ!』
「じゃあ、その首元にある赤い印はなに?」
『こ、これは…』
「綾小路くんにつけられたのでしょう?」
『ちがう!ほんとに!!』
「じゃあ誰にされたの?」
『生徒会…』
言おうとした瞬間…
「あれ〜!!堀北さんに明智くんだぁ!おはよぉ!」
櫛田ちゃんだった
「なになに?2人でいいことしてたの〜?」
『なわけないだろ!』
「そうよ、何言ってるのかしら。」
「ふーんっ」
ニヤニヤしてるぞ、こいつ。
「私、お手洗い行ってくるわ…」
鈴音たん避難!?
僕も連れてっ…あっ…いってしまった
「ねぇ、Aくん。」
「今朝のこと覚えてる…?」
『ああ…』
「私言い忘れてたことがあってね…」
『な、なんだよ。』
「綾小路くんね、付き合ってる人がいるらしいよ〜!!」
『え…』
「昨日私のこの姿見せた時に言ってたの。」
『そんなの!嘘だ!!!』
「ほら、そうやっていう…
綾小路くんが可哀想だから」
『清隆は…』
そんなことない。
僕に初めて感情を…
「ただただそれは執着じゃないの?」
『ちが…』
「言っとくけど、可愛いらしいよ。彼女さん。」
『そんな…嘘だ…』
「1年A組の女子生徒…なんてねっ!」
『…そうか。』
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みちる - 櫛田ちゃんは夢主に悪意があるの?それとも実力者に認められてる夢主が気に入らないだけ?櫛田ちゃんの態度が気になりました。綾小路くんと生徒会長に迫られてる夢主は読んでて楽しいですね!わくわくします!応援してます! (2021年6月17日 2時) (レス) id: 623fd23513 (このIDを非表示/違反報告)
青林檎(プロフ) - カスパロフさん» ありがとうございます!!! (2018年8月24日 11時) (レス) id: ee4bbd34d6 (このIDを非表示/違反報告)
カスパロフ - 更新これからも頑張ってください! (2018年8月24日 2時) (レス) id: 72f03521a1 (このIDを非表示/違反報告)
青林檎(プロフ) - 近々更新します (2018年8月20日 21時) (レス) id: ee4bbd34d6 (このIDを非表示/違反報告)
青林檎(プロフ) - 楽しくなったらめちゃくちゃpink要素入ってしまうんです、本当に許してください… (2018年7月5日 7時) (レス) id: ee4bbd34d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:青林檎 | 作成日時:2018年7月4日 12時