「王子と試合観戦」 ページ11
観客席に座り、試合を観戦する俺たち。
「あっ、来ましたよ！」
つくしさんの声と共に、星章学園と木戸川清修のチームが入ってきた。
大谷「エースストライカーの豪炎寺さんです！無敵のゴールキーパーと呼ばれる、雨宮雫さんもいますね！」
のりか「失点ゼロで、円堂さんと同じくらいかそれ以上の実力をもつと呼ばれる、雨宮さん！」
稲森「すごい・・・どっちが勝つんだろう・・」
皆は、興奮しそうな面持ちでメンバーを見る。
俺は、それよりあるところに気になった。
『あれ・・・灰崎がゴールキーパー？』
フィールドの悪魔と呼ばれるほどの攻撃的プレーをもつ灰崎が、ゴールから一歩も動かない守りの
役を受けるなんて。
稲森「ほんとだ・・・」
それで、皆がそのことに気づき、唖然とする。
小僧丸「灰崎はゴールキーパーには向いてないはず・・・」
万作「・・監督の意図がわからない。」
皆は監督の意味不明な判断に、困惑している皆。けど一番戸惑いを隠せていないのは灰崎。
星章のメンバーも、理由を聞かされていないのか、どこか腑に落ちない表情だ。
多分俺が考えるに、灰崎はチームとの連携がうまくいっていないのだろう。
試合だって選ぶくらいだから、真面目に練習に出ているかも定かではない。
それゆえに、自分だけの考えだけで突っ走っているので、周りが見えていない。
今までは個人技だけでも大丈夫だったが、今回の相手はチームプレーが売りの木戸川清修。そして、失点ゼロで、有名な雫がいる。
このままじゃ勝てないと判断した星章は、全体を見渡すことができるゴールキーパーにして、チームプレーの大切さを教えようとしてるんじゃないだろうか。
『なるほど』
そう考えると、つじつまが合ってくる。
しかし、趙金雲といい久遠監督といい・・・何も言わないってどういうこと？
確かに考えさせることも大切だけど・・・思い切りすぎだろ。
そうして、試合開始のホイッスルが鳴り、同時に選手が動いた。
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riko(プロフ) - ありがとうございます。頑張ります！フェイはこれからよく出きますよ。気軽に見ていってくださいね。 (2018年11月12日 4時) (
レス) id: 9c0b71dfd3 (このIDを非表示/違反報告)
ゆんあ - 誤字しましたすみません、更新頑張ってください！！ (2018年11月11日 23時) (レス) id: 61adcd57fe (このIDを非表示/違反報告)
ゆんあ - 初めまして。いつも楽しみに読ませていただいてます！私の推しのフェイがでてきたのでこれからも楽しみです！本当、有馬くんかっこよすぎて！剛人頑張ってください！！！ (2018年11月11日 23時) (レス) id: 61adcd57fe (このIDを非表示/違反報告)
riko(プロフ) - ありがとうございます。読んでコメントしてくれるのを見ると、とても嬉しく思います。精一杯、更新頑張りますので、気軽に見ていってくださいね。 (2018年11月10日 19時) (レス) id: 9c0b71dfd3 (このIDを非表示/違反報告)
愛香 - 初めまして！占ツク開いて色々と見ていたらこの小説のタイトルが目に止まり…読ませてもらいました！桜倉さんカッコイイです…！内容も凄く良いです！これからも頑張って下さい！ (2018年11月10日 17時) (レス) id: b53b3a08f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：riko | 作成日時：2017年10月21日 15時
