ヤバイこと ページ11
「更衣室に来てるけど・・・大丈夫？手伝おうか？」
午後に海で遊ぶので、一緒に着替えて行こうと言ってたんだけど、予想以上にマネージャーの仕事が長引いた。で、しばらくしてメールがきたので「大丈夫。すぐ終わるから着替えたら、先に行ってていいよ。」とメールした。
すると、「わかった！」とグッドマークとともに、返事が返ってきたので、少し笑みをこぼしながらも、仕事を再開した。
☆
時計を見ると、三十分が経過していた。
仕事が終わるやいなや、急いで更衣室へと足を向ける。
そして更衣室で着替えて、ロッカーの鍵を閉め、ドアを開けて・・・
すぐ閉めた。←
ぎゃあッ‼越前がいた！
やばい！距離は近かったから、ドアを閉めた音で気づいてないといいけど・・・
しかし直後、勢いよくドアが開く。
「ちょっと。何で閉めるの」
ものすごく不機嫌な顔の越前が立っていた。
ぎゃあッッッ‼
やっぱり気づかれてた‼
そのままずんずんと進んで行こうとしたので、慌てて止める。
『ちょっ、ちょっと待って！ここ女子更衣室だから！』
それで、越前ははっと我に返る。ふう、まあこいつにもポリシーぐらいあるよね。
しかしほっとしたのもつかの間。
越前は辺りを見回して、自分は退散しないままドアを閉めた。
っ⁉何で⁉
驚愕の表情でいると、いきなり壁に押し付けられた。
ものすごく近い距離で、越前が真剣な表情で見つめてくる。
「ねえ」
耳元で囁くように言われ、少しの振動を感じてビクッと肩が揺れる。
な、なっ⁉
驚きすぎて言葉がでない。違う。やっぱり普段のこいつじゃない！
なんかどことなく、昨日の雰囲気が・・・
「・・何で六角の部長と仲良くなってんの？」
はっ⁉
『仲良くなってなんかないよ・・・』
「嘘でしょ」
何で嘘つかなきゃなんないんだよ！
利益ないでしょ。
そう反撃しようとしたけど、声が出せなかった。
「んっ」
唇に柔らかい感触がしたと思ったら、口が、塞がれた。
驚き、離れようと押すが、びくともしない。
すると、どんどん深くなっていった。
静かな更衣室に、水音だけが、響く。
ヤバイ、息が・・・
苦しくなって、反射的に口を開くと、未知な感触が入ってくる。
けどざらざらしてるから、舌だとわかった。
そのとたん、予想外なことが起こってしまった。
『ん・・・ふあ』
ぎゃあ！変な声が出た‼
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邑(プロフ) - 完結⁉︎ちょー続き気になるんですが‼︎あ、あと、面白かったです！ (2023年4月4日 0時) (
レス) id: 5fc4c4d6bd (このIDを非表示/違反報告)
鄰 - とっても面白かったです！もしよろしければ、続きを書いていただきたいのですが… (2021年5月6日 1時) (レス) id: 4fb606c628 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：riko | 作成日時：2019年1月11日 20時
