Episode17 麻子side ページ17
あいりの自慢を一頻りしながら、笠原と私は着替え終えた。
郁「さぁ、あいりちゃんが待ってる！行こう！」
ロビーに着くと、私の天使は半泣きで小牧教官の服の裾を掴みながら震えていた。
…まさか、小牧教官が女の子を泣かすわけないし。
麻子「あいり！！小牧教官！！！」
こんなに大きな声をここで出したのは多分、これが初めて。
焦りを覚えながらも駆け寄った。
隣にいる笠原も、周りを警戒してる。
…流石伊達に図書特殊部隊やってる訳ではないわ。
麻子「何があったの？？」
大体の予測はついたが、詳しく聴かなければいけないと思って、優しく訊いてみた。
あいり「大丈夫だよ、お姉ちゃん。この…「小牧。小牧幹久だよ。」こ、小牧さんが助けてくれたの。」
小牧「凄く困ってたみたいだから助けたんだけど。迷惑だったならごめん。」
あいり「いえ、迷惑なんて…とても助かりました。どうもありがとうございました。あの…柴崎麻子の妹の、柴崎あいりと言います。」
小牧「それなら良かった。…流石姉妹だね。」
…これは『良い感じ』というやつでは？？
笠原もピンときたのかさっきから隣でニヤニヤしている。
私的に一番見逃せないポイントは最後の「流石姉妹だね」よね、やっぱり。
小声だったから、あいりには聞こえてなかったみたいだけど。私にはバッチリ聞こえてたわよ？笑笑
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エレナ☆(プロフ) - 柊季さんへ コメントありがとうございます！外しました(●｀･ω･)ゞ (2017年4月23日 1時) (
レス) id: c848ba5d8c (このIDを非表示/違反報告)
柊季(プロフ) - オリジナルフラグ外してください (2017年4月20日 14時) (レス) id: 4c080681f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：エレナ☆ | 作成日時：2017年4月9日 18時
