Episode12 （貴方）side ページ12
私はお姉ちゃんと笠原さんが私服に着替えるのを待つために、寮のロビーの椅子に座って待っていた。
MOB1「ねぇ、暇なの？？」
MOB2「君、柴崎さんの妹だよね？名前は？？」
MOB3「歳いくつ〜？？」
男の人達(多分、お姉ちゃんと一緒の部署の人達。でもよく見たらムキムキの人もいる。)が沢山、集まってきた。
四方八方から沢山質問される。
(…お姉ちゃんっ！笠原さんっ！！早く、早く帰ってきて！！誰か助けて！！！！)
私は中学高校と女子校出身だ。その為か、男の人が段々と苦手になっていき、大学に通っている今も必要最低限以上のコミュニケーションをとっていない。
今も、何故こんなに声をかけられているのかわからない。
(あ、お姉ちゃんが好きな人が妹を品定めに…？
っちゃんとしなくちゃ？！)
私はお姉ちゃん程綺麗なわけでもない。当然、モテるわけもない。それなのに、同性の人達の中には私の事がとてつもなく嫌いな人がいるようで…たまに、「調子に乗っている」などと怒鳴られながら頬を殴られる事もある。
小さい頃から剣道をやっていたし、その他にも武道はそれなりに嗜んできているから多分、大抵の人には怪我を負わせようと思えばできる。でも、怪我をするというのは当然痛いという事で…私は人に歯向かったことはなかった。
「えっと……。」
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、
、
そんな時、王子様が助けてくれた。
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エレナ☆(プロフ) - 柊季さんへ コメントありがとうございます！外しました(●｀･ω･)ゞ (2017年4月23日 1時) (
レス) id: c848ba5d8c (このIDを非表示/違反報告)
柊季(プロフ) - オリジナルフラグ外してください (2017年4月20日 14時) (レス) id: 4c080681f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：エレナ☆ | 作成日時：2017年4月9日 18時
