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20 白い髪 ページ20

あの男の人が来てからどのくらい経ったのだろう



分からない



ずっとぼーっとしながら生きてきた



最低限の食料だけ食べて、寝て



髪だけは何故か綺麗さを保っていた



毎晩、お父さんが出先で買ってきてくれた櫛を使っ

て優しく梳かす



今日も寝ようと思い布団を並べた



3つも



「...だめだなぁ、私」



いつも私が真ん中で、お父さんとお母さんが両側に

いてくれたっけ



「嬢ちゃん1人かぁ?」



「っ」



振り向くと見たことない何かが私を見つめていた



頭には角、尖った歯、長い爪...



「あなた、は...」



「知らないのかぁ?





鬼を」



「お、に...?」



長い爪...そう言えばあの男の人も



もしかして、



「鬼、は...人を殺すの?」



「フッ、アハハハハハハ!!!



そんなこた今から死ぬ人間にわざわざ言うことじゃ

ねぇよ!」



ああ、そうか






鬼は人を...








「しねぇぇぇえ!鬼がよォ!!!」



鬼が一瞬で崩れていった



その背後から現れた、影









「誰...?」

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葉月(プロフ) - うみひなさん» コメントありがとうございます〜!続き作成中です、是非見てくださいね(,,・ω・,,) (2020年1月27日 8時) (レス) id: 285b2a1083 (このIDを非表示/違反報告)
うみひな - 夢主、可愛くてタイプです!続き楽しみにしてます! (2020年1月25日 11時) (レス) id: 707b4bde26 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:葉月 | 作者ホームページ:http:///  
作成日時:2020年1月4日 21時

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