14 男の嫉妬 ページ14
不死川さんは俯いたままだった
後ろにいるしのぶさんはにこにこで
「炭治郎君〜？
安静にしていましょうと言いましたよね〜？」
「す、すぐ戻ります！！
あ、Aまた、」
「てめぇにAと抱き合う権利はねぇ！」
「え？」
言った本人も驚いている様で
私の腕を掴んで走り出した
は、速いから〜！！！
「ふふ、面白いですねぇ」
不死川さんが走るのをやめてくれたのは不死川さん
の屋敷の前だった
そのまま屋敷の中まで連れていかれる
意外と遠い...やばいめっちゃ疲れが、
「不死川さんっ、」
呼ぶと、不死川さんは
ずっと掴んでいた手を離した
「他の男に尻尾振ってんじゃねぇよォ...」
そう言ってわたしを壁に追いやった
え、え、何！？
不死川さんの右手は私に触れようと近づいてきた
でも力なく離れていく
私に背中を向けると
「帰れぇ」
「え、おはぎか何か作りましょうか？」
「今日はいいから早く帰れぇ！」
え〜...自分が連れてきたくせに
変な不死川さん
「(...危ねぇ、手ェ出す所だった)」
不死川さんの屋敷から出ると、少し日が傾いていた
「...雨、降りそう」
私が太陽の光をもたらす力を操作できるようになっ
てから、雨が前よりも降るようになった
嬉しいなぁ
「わ、本当に降ってきた」
走らないで歩いていると
私に影が落ちた
上を見上げると羽織があった
「濡れているぞ」
「冨岡さん！
平気です！冨岡さんが濡れてしまいますよ！」
私に羽織を被せてくれる冨岡さん
私は冨岡さんの肩に羽織をかけた
それでも私の方へかけてくれる
「一緒に入ればいい」
「っえ、」
ち、近い...
これくらい近寄らないとお互い濡れちゃうけどさ
何か変に緊張する
「A」
「は、はい！」
「不死川と仲良くなるにはどうしたらいい」
「そうですねぇ、おはぎが好きなのであげてみるの
もいいと思います！」
「そうか、おはぎか」
「はい！
あ、このお礼に私の屋敷で冨岡さんの好きな物作っ
てあげます！」
「鮭大根で頼む」
「了解です！」
私の屋敷に上がった冨岡さんは当たりを見回してい
た
「そんな見ないで下さいよ〜」
なんてへらへらしていると
「嫌だったか」
「いや、大丈夫ですよ！」
ちゃっちゃと作りますかね！
「...A」
「はい？？」
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葉月(プロフ) - うみひなさん» コメントありがとうございます〜！続き作成中です、是非見てくださいね(,,･ω･,,) (2020年1月27日 8時) (
レス) id: 285b2a1083 (このIDを非表示/違反報告)
うみひな - 夢主、可愛くてタイプです！続き楽しみにしてます！ (2020年1月25日 11時) (レス) id: 707b4bde26 (このIDを非表示/違反報告)
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