珍しいですね ページ3
Aside
今日はキヨがレトルトくんと実況を撮るらしいので
私はヒラと遊ぼうかなと考えながら出かける準備を
していた
リビングでテレビを見ているキヨに服の相談をしに
行く
「キヨ〜これとこれどっちがいいかな」
キヨはセンスがいい
服のセンスがとにかくいいからよくアドバイスをも
らう
キヨはくるっと振り向くと目を細めて眉間にしわを
寄せた
ちょっと派手かな?私みたいな女は足を出すなとか
思ってんのかな
キ「...それ着てどこ行くんだよ」
「え?ヒラと遊ぼうかなって」
キ「...駄目」
「何でよ〜キヨ実況撮るんでしょ?邪魔だろうし
ヒラのとこにいる〜」
キ「ヒラは駄目だ
あいつ何するか分かんないし」
え、急に心配してくれるんだけど
いつもならおー行ってこいってこっちも見ずに言っ
てくるのに
キ「もっとマシな服のチョイスしろ!」
「ええ〜...今日はスカートの気分なのに〜」
私が最初に持ってた服を奪ってパンツコーデを
私に押し付けてきた
一瞬すぎてどこから持ってきたか分からんかった
キ「その服なら許す!!!実況終わったら迎え行く
からな!!!」
「本当に急にどうしたの?」
キ「べ、別に!?早く着替えろ!」
わたしの背中をぐいぐい押して部屋に入れさせると
ばたん!と勢いよく扉を閉められた
私の頭にはクエスチョンマークばかりが浮かぶ
「このコーデもかわいい...さすがキヨ」
ヒラ side
とあるカップルから同時にlineが来た
A
<今から遊びに行くね!ゲームしよ〜!>
キヨ。
<Aに手ぇ出したらしめるぞ>
ヒ「怖っ」
この前実写撮った時にA可愛いとか言ったからか
な...
Aが来るということで部屋の掃除をしながら2人
に返信した
ヒ「お互いベタ惚れなの気づかないところが2人らし
いって感じだなー」
キ「(くそAのやつ、ヒラが惚れたらどうするん
だよ......)」
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
送り出したものの内心穏やかじゃないキヨくん。
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