お隣さん諸事情により【まふまふ】 (ページ7)

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6 まふくん失態ページ7

これは、早く帰らせなければ

まふくんに曲を作ってもらわないとファンに後で祟られるし(大袈裟)

静かになったリビング

お腹減ったけどこれは早急に対処しないと

「まふく、」

ま「帰らないからあああああ！！あああ！」

「...子供か」

ま「やだやだやだ！もうパソコン触りたくない！」

「いやだから子供かっっっ！！！」

私ツッコミスキル上がらなくていいんだけど！！

ソファに寝っ転がり、足と手をじたばたさせるまふくんはもはやデカいだけの子供そのもので

疲れたのか、膝を抱えてクッションに顔を埋めた

これは彼方を呼んだ方がいいかも...

ま「...誰に電話かけてるの」

「え、彼方だけ、ど！？！？え、ちょ！まふ、」

ま「やだやだ！絶対そらるさんは呼ばないで！」

私の手からひょいとスマホを取り上げ、高々と天井に掲げるまふくん

まふくんは身長高いから、私がジャンプしても届かない所まで腕を伸ばす

何回かジャンプしてみるが、健闘むなしく私は諦めた

ま「へっへーだ」

「返してよー！」

ま「やだねー！」

？「なんでAのスマホからまふの声聞こえる訳」

第3者の声に私達はまたもや静まり返った

まふくは何かに気づいたようで、はっと驚き口をあんぐりさせてスマホの画面を見る

ま「つ、つつつつつ通話中になってる......」

どうやらずっと電話がかかっていたらしい

切らなかったまふくんつめ甘いな(・∀・)ﾆﾔﾆﾔ

そ「馬の骨はお前かっっっっ！」

ま「え！？(どういう意味...)」

どうやら勘違いしてます彼方サン

そ「Aに手ぇ出したら許さないからな！」

「ちょ、まって彼方！まふくんは彼、」

ﾌﾟﾂｯ...

切れた...彼氏じゃないって言おうとしたのに

飛んだ誤解をまねいてしまった

スマホをじっと見つめ放心状態のまふくんの肩に手を乗せる

「...曲、作りましょ」

ま「...そらるさん説教長いやだ...」

「だから子供かあああああ！」

ま「足痺れる絶対正座だもん...」

全てまふくん自分のせいですよ