14 でぇと？ ページ15
...暇だからついオッケーしてしまったが
結構緊張するもんだな...
男の人と出かけるの、光以外にいないし
「ふ、服はどうすれば...」
る「呼んだ？」
「☆&#♪♡!@?#&☆♪♡→＄！！！！？？？」
る「なんて言ったん？」
「な、なんでいるのよ...」
え、ここ私の部屋だよね？
なんで光普通にいる訳謎い
る「まふどんに呼ばれて来たんだけど、Aとデー
トするから服選んで言われたんよ。で、Aも同じ
く悩んでるんかな〜って思ってな、来てみたら鍵あ
いてたから入った」
...今日朝ゴミ出しに行ってから閉めるの忘れていた
そういう事か
「光お願い服選んで！」
る「デートやもんな〜肌は露出確定やな！」
「で、デートって...」
光は私のクローゼットを物色して、何着か取り出してベッドに放り投げた
る「お、これお高いブランドの新作やん！なんでこ
んなタグすら取ってないん！？勿体なさすぎるや
ん！」
「そう、なの...？彼方がくれたんだけど、オフショ
ルとか着たことなくて」
る「これに決まり！色も黄色で夏っぽいし最高」
「ぇえええええ！もう少しさ、布面積欲しい」
る「だめーA言ったやん、選んでって」
そ、そうだけど...
そのワンピース、オフショルだしスカートの丈私的に短いし...
る「A元はいいのになんでおしゃれしないん？ほ
んと宝の持ち腐れやで」
「...はい」
る「じゃ、俺が特別にヘアセットもしたる！」
始まりました光の美容室
る「せっかく髪長いし、巻いてからオフショル見せ
るために後ろで結ぼうな〜」
慣れた手つきで髪を巻き、1束で結んだ光は自信満々な顔をして私を鏡越しに見た
る「結構イケてるやろ？」
「すごい...私じゃないみたい」
る「綺麗やで〜A」
「あ、ありがとう...」
る「ネックレス、付けるで」
「え、...これって」
る「Aのお母さんの形見やろ？」
「...うん」
1回もつけれなくてずっとジュエリーボックスに入れていたんだった
る「身につけてあげた方が、喜ぶと思うで？」
「そうだね」
私はネックレスを両手で包み、お母さんとの思い出をおもいだす
そして同時に思い出す彼の顔
何とも言えない表情をしていたのか、光は眉を下げて笑った
る「笑顔、大事やで」
「...うんっ！」
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
お気に入り、評価、ありがとうございます
もっと来ないかな...(笑)
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 69人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「歌い手」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
