∞ ページ43
.
｢ 裕くん大倉先生待ってるから行こうか ｣
横 ｢ ... ｣
嫌なはずの処置室も黙って着いていく
実は信五くんが居なくなって
1番寂しがっているのは裕くん
和くんも居ないし余計に (^^;
大 ｢ ゆうくーん！！会いたかった ｣
横 ｢ ... 何してるん(笑)｣
大 ｢ ... え、ほんまに引くのやめて？ ｣
横 ｢ ひくやろ(笑)｣
そんな裕くんを元気にしようと大倉先生も必死で
今日はいきなり抱きついていたけど惨敗
ゆうくんドン引きしています (^^;
大 ｢ 今日はモクモクさんだけやからなぁ ｣
横 ｢ ん... わかった ｣
ネブライザーで吸入しながら
大倉先生はずっとゆうくんの隣
横 ｢ ... あいつ元気？ ｣
大 ｢ 信ちゃん？がんばってんで？ ｣
横 ｢大丈夫なん？あいつ1人で居られへんやろ ｣
大 ｢ 今は寝てるからなぁ ｣
｢ 裕くん優しいね ^^ ｣
本当に大丈夫じゃないのはゆうくんの方
大倉先生もみんなそれに気づいている
大 ｢ 裕くんも寂しいやんなぁ.. ｣
横 ｢ 寂しないし ｣
大 ｢ ... 顔に書いてあるで？(笑)｣
横 ｢ うっさいわ.. ｣
｢ ほーら、ちゃんと当ててね？(笑)｣
大倉先生にムキになってマスク外すんだから(笑)
ネブライザー中は本当は話さないで欲しいけど
そこは大目見よう (^^;
横 ｢ ... 生きてればええ ｣
裕くんが心配なのはそこ
裕くんの年齢にもなれば
部屋移動 がどういうことかしっている
怖いんだよね
大 ｢ ... 当たり前やんか！
信ちゃんは先生が守るから大丈夫や ｣
横 ｢ わからへんやん、そんなこと ｣
大 ｢ 大丈夫やって。もし信ちゃんが天国行ったら
俺が天国まで行って連れて帰ってくるから ｣
横 ｢ なにをゆーてんねん(笑)｣
大 ｢ 絶対何があっても、信ちゃんも
もちろん和くんも、みーんな俺が守るで？ ｣
裕くん、笑っているけど目は涙目
涙を誤魔化しているだけ
横 ｢ なぁ、ゲーム持って行かれへんの？ ｣
｢ ゲーム？ ｣
横 ｢ 通信できんねん。ヒナに渡して？ ｣
大 ｢ うん、ええで？ ｣
｢ でも、信五くん寝ている時の方が今は多いから
できるかどうかわからないよ？ ｣
横 ｢ ええねん、持っていた方がヒナが安心するやろ？ ｣
大 ｢ せやな(笑)｣
ゆうくんもね^^
裕くんの治療終わり
信五くんのゲーム機を部屋に持っていくと大喜び
これで1人が寂しくなくなるね
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 79人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
餌(プロフ) - ひ〜なさん» リクエストありがとうございました( *´꒳`*) (4月1日 6時) (
レス) id: 95f97c7b80 (このIDを非表示/違反報告)
餌(プロフ) - ひ〜なさん» リクエストありがとうございます！(*´˘`*)後日改めてご連絡させて頂きます！ (3月19日 10時) (レス) id: 95f97c7b80 (このIDを非表示/違反報告)
ひ〜な(プロフ) - はじめまして。更新楽しみにしています。リクエストいいですか？村上くんが抗癌剤治療して、院内学級中に気持ち悪くなって、嘔吐したり、クリーンルームで治療して、皆が心配してるみたいな話をお願いしたいです (3月16日 22時) (レス) id: 7bf77cb909 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：餌 | 作成日時：2023年7月14日 7時
