えいとどくたー。2

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安田side





「 信ちゃんおはよぉ 」






病室に入り声をかけると
シーと指を立てている信ちゃん


その後指を指す先には
信ちゃんのベッドに伏せて
座りながら寝ている丸


背中にはブランケットがかかっている
信ちゃん一生懸命かけたんやな






村「 おはよう 」

「 ねてもおたな(笑) 」

村「 昨日ずっと着いてくれてたからなぁ 」






小声で話しているものの
全く起きひん





「 傷口診させてね 」





包帯をとると腫れはあるけど
身軽になった信ちゃんの腕






「 うん、ええ感じやね！明日からもうリハビリかな 」


村「 もう！？」


「 しっかりプレートでくっつけてあるから
もう動かして大丈夫やで 」






やないと動かなくなってまうし
リハビリはほんまは一日でも早い方がええねん

無理に動かすと傷口が開いたり
腱鞘炎になるから僕らがしっかりと付き合う







村「 痛いやろ？ 」

安「 最初だけなぁ･･･(^^; 」



丸「 ん･･･ 信ちゃん？ 」






信ちゃんが焦って話すから
丸が起きてもーた





「 まーる、おはよう(笑) 」

丸「 あ、章ちゃん･･･
信ちゃん痛い...？ 大丈夫？ 」






起きて早々痛みのことを気にするなんて
昨日のカルテにも痛み止めや座薬が書いてある

よっぽど痛かったんやな･･･






村「 大丈夫やで、ありがとう 」

丸「 よかった... 」






この後安心した丸は2度寝
信ちゃんと二人で仲良く寝ていた

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