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４話 ページ5
貴女side
僕が現場にたどり着いた時には、その場所はもはや火事の現場となっていた
この場合は、体術の方がいいだろうと察した
貴女「っせぃやぁぁぁぁ!!!!」
僕が本気とは言えないが、蹴りを入れると
ﾊﾞｺｫｫｯｯｯと、敵は飛んでいき僕は隙を着いて爆豪の手を握る
そして
貴女「っぬぁぁぁぁぁぁ!!!!」
全力で手を引っ張り、爆豪をあのヘドロ野郎から救出する
貴女「っはぁ…大丈夫かい！？」
爆豪「ゲッホ、ゴホッ！！」
貴女「うわぁ、大丈夫じゃ無さそうだね。」
多分、この姿だと、僕だとは分からないはずだ
だって、普段縛っている髪は下ろしているし、目を隠している
それに加え、軍服だし
声も多少変えている
爆豪「ンだよてめぇ…ッ、ゲホッ」
貴女「あらら、ゆっくりしてなよ。私が片付けるから」
そう言って、僕はヘドロ野郎に近づき
愛刀の“童子切安綱”を腰から抜き＿＿
貴女「ごめん安綱…汚れるけれど、キチンと手入れするから許してな」
そう言って敵の股下にまで行き、しゃがみ込み＿＿
ヘドロ「なっ…!?」
貴女「散れ、ヘドロ野郎」
ｻﾞｼｭｯｯ､ﾋﾞﾁｬｯｯ
何かを斬った音と、何が飛び散った音がした
貴女「チッ、汚い…!!」
そして、プロヒーローに囲まれそうになったことに気がついたので
貴女「…帰って安綱の手入れしよう。」
そう言って、消えるようなスピードで僕は帰った
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作者名：空乃 | 作成日時：2017年9月14日 17時
