１話 ページ2
貴女side
(私にとって)朝はまだ眠さが残る
現在8:20分
中学校最後の最高学年
貴女「ふぁ…」
眠たくなってきたから眠ろうとしたら
ガラガラッ、と扉が開く音がした
貴女「くっそ…もう少し早く寝とけば…」
チッ、と舌打ちをしたら横の席の緑谷に聞こえてたようで
目を丸くして「大丈夫？眠いの？」と、聞かれた。
貴女「眠い」
と、小声で答えると緑谷に苦笑いされた
そんな会話をしていたら(存在を忘れてた)先生が喋り出した
先生「えー おまえらも三年ということで!!本格的に将来を考えていく時期だ!!」
ふーん、で？←冷たい
先生「今から進路希望のプリント配るが 皆!!」
ぐぁっ！！としながら言う先生
…正直うるさい←
先生「だいたいヒーロー科志望だよね」
先輩がそういったのと同時に、皆が個性を発動する
…早く話進めろよ
先生「うんうん、皆良い“個性”だ。でも校内で“個性”発動は原則禁止な！」
寝ようかな、と思ったその時、近くから聞き覚えのある声が聞こえた
爆豪「せんせえーーー「皆」とか一緒くたにすんなよ！」
そう、皆大好きなかっちゃんだよ☆←
爆豪「俺はこんな“没個性”共と仲良く底辺なんざ行かねーーよ」
と、足を机に乗っけながらいう爆豪
そして、周りから
「そりゃねーだろカツキ!!!!」
と、言われていたがそれに爆豪は
爆豪「モブがモブらしくうっせーー!!!!」
だそうだ
お前が一番うるさいけどな←
そうしたら(またもや存在を忘れてた)先生が
先生「あー確か爆豪は…『雄英高』志望だったな」
先生がそう言うと教室がざわついた
そして、緑谷は机に顔を伏した
私は眠くなって顔を机に顔を伏した←
「国立の!?今年偏差値79だぞ!!?」
やら
「倍率も毎度やべーんだろ!?」
などという声が聞こえる
爆豪「そのざわざわがモブたる所以だ！模試じゃＡ判定!!俺は
と、言い終わるのと同時に先生が「あ」と言った
『…頼むから、面倒な事は言わないでくれよ』
と言う僕の想いなんてサラサラと水に流された
先生「緑谷と楓月も雄英志望だったな」
先生がそういったのと同時に緑谷はﾋﾟｸｯと反応し、爆豪はﾋﾟｼｯと動きが止まった
…え、僕？僕はぼーっとしてるよ←
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作者名：空乃 | 作成日時：2017年9月14日 17時
