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帰宅、そして。 ページ7

『ねーねー、みたらし団子買ってよ〜Aちゃーん』
「ええ…」
『Aちゃんー!おーねーがーいー!』

子供か。

「しょうがないなぁ…」
『やった!』

私もチョロ過ぎか…




買い物を済ませて家に着く頃にはもう太陽が沈んでいた。
部屋に入って一息つく。

『ねぇ、Aちゃん』
「なに?」
『君ってさ、結構告白とかされるタイプでしょ』
「…なんで?」
『だって危なっかしいもん。自分のものにしたいっていう欲が出るんだよ。男特有の。』

「…それを、それを私に言ってどうするの?」

食品を机の上に置く。


彼がすぐ後ろにいる。





吐息が聞こえる。

髪を靡かせる音も。



『君を、僕のものにしたいって言ったら、君はどうするの?Aちゃん』

優しく抱きつかれて、耳元で囁かれた。




鼓動が跳ねる。



どうすればいいか分からなくなる。






『なーんてね!ははっただのイタズラだって〜!なに本気にしちゃってるの?』

小馬鹿にされた。

「ちょ、そ、総司くん!!」

『なぁに〜』
「今みたいな冗談『心臓に悪いんだけどー』!?」
『君の考えてることなんてだいたいお見通しだよ?バカにしないでよねっ』
「まだ会って、1日も経ってないのに…」
『僕、生まれつきそういうのに長けてるみたい。隠し事とかしたら、すぐバレるからね?』

総司くんはにかっと笑って僕以外に粉かけられちゃ、ダメだよ?と言った。

別に私はかわいくはないし、愛想だってないのに、なんでそういうことを彼は言うのか。




いちいち心臓に、すこぶる悪い。

現代の生活→←茜は過去をうつして



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幻の林檎(プロフ) - 雪兎さん» ですよね!!イベントやばすぎます(吐血)尊すぎて見た瞬間「んん”!?」ってなりました(( (2019年1月9日 18時) (レス) id: 14b00b653e (このIDを非表示/違反報告)
雪兎(プロフ) - 幻の林檎さん» 読んでいただきありがとうございます…!!本当に嬉しいです(*´ω`*)これからものびのびと書いていきますのでよろしくお願い致しますっ!(今のイベやばくないですか尊すぎて鼻血) (2019年1月9日 0時) (レス) id: 7e71670f1d (このIDを非表示/違反報告)
幻の林檎(プロフ) - ふ、風呂場(鼻血)←楽しく見させてもらっています!これからも更新楽しみにしています!! (2019年1月8日 23時) (レス) id: 14b00b653e (このIDを非表示/違反報告)
雪兎(プロフ) - 、さん» お知らせしていただきありがとうございます…!不快に思わせてしまい誠に申し訳ございません。次から気をつけます… (2018年7月23日 15時) (レス) id: 8fe4c20ee7 (このIDを非表示/違反報告)
- オリジナルフラグちゃんと外しましょう。違反行為です (2018年7月23日 7時) (レス) id: c9f9a080b1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雪兎 | 作成日時:2018年7月23日 6時

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