反省しましょう。 ページ36
加州清光side
加「あるじ！」
物凄い勢いで襖を開ける。
珍しく、驚いたような表情で俺を見るあるじ。
やっぱり、鶴丸の言ってた事、本当なのかな？
「どうしたの清光。」
加「お、俺ｯ！の事、迷惑って思ってる？って本当！？」
情けない、目からどんどん涙が出てくる。
こういうところなのかなぁ、嫌われてるのって。
「.......は？」
加「え、だから...ｸﾞｽお、俺のねうぅ...あっ愛が重くて鬱陶しいって...うぇｸﾞｽ...」
「んんんんんん？私、」
俺の涙が畳に幾つも斑点を作る。
聞きたく、ない。
「そんな事、言った事も思った事もないよ？寧ろ、清光は大切な私の初期刀でしょう？愛してるに決まってるよ？」
そう言って俺の頭を撫でるあるじ。
優しい手だ。
加「ほ、ほんと.....？」
「うん。」
加「絶対？」
「うん。」
加「嘘ついてない？」
「あー！もう！好き好き好き！大好きだよ！清光！」
そう言って、俺に抱きついてくるあるじ。
勢い余って倒れちゃった。
嗚呼、愛されてる。
大丈夫、心配ない。
「それより、どうしてそんな事？」
加「つ、鶴丸が、主が言ってたって...。」
そう言うと、目を丸くしてあるじは大きなため息をついた。
「国永、そこにいるんでしょう？ちゃんと、謝って。」
鶴「おぉ、気づいていたのか、さすが主だな！」
加「.........は？」
あ、可愛くない声が出ちゃった。
あるじに聞かれてないよね？
「気づいていましたよ。気づくようにしたのは、貴方でしょう？」
聞こえなかったみたい。
よかった〜、それこそ愛されなくなるもんね。
「全く...薬研、貴方も出てきなさい。」
薬「おっと、俺っちまでバレてたなんてこりゃ驚きだねぇ。」
鶴「俺の真似か？」
あ、あるじちょっと怒ってる？
怖い、な。
怒ってるのあんま見たことないもんなぁ。
出ていかれたらたまったもんじゃないし。
加「あ、あるじ？怒ってるの？」
そう聞くと心底不思議そうな顔をして、
「怒ってる...？何故？」
と言った。
「少し行き過ぎたと思います。でも、まぁ...」
この程度で、私が驚くと思ったら大間違い！
と、小さな可愛らしい体で精一杯主張するあるじ。
可愛いよなぁ。
「でも、薬研を怒ったら一期にどやされそうなので...。」
鶴「それは確かにな...。」
いや、あるじにはないと思うけど。
兎に角、一件略着.....？
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雨水無月(プロフ) - 騎月ナイトさん» やっぱりそうですよね！！おお...！Knightとnightってことですよね！いいなぁ...共通点。私はUNDEAD推しですがKnightsだったらレオくん推しですね！お気に入りありがとうございます！これからも応援おねがいします！ (2017年12月10日 18時) (
レス) id: 6950f1f86c (このIDを非表示/違反報告)
騎月ナイト(プロフ) - そうですね。 後は自分の名前に「夜」と言う字が入っているので、それを英語にしたのです (2017年12月7日 23時) (レス) id: f12f4fb556 (このIDを非表示/違反報告)
雨水無月(プロフ) - エルフ・シャープナーさん» ありがとうございます！！初リクですっごく舞い上がっております！！山伏さんですね、少し遅くなるかもしれませんが勿論絡ませますです！駄作者の感性で良いでしょうか？細かい設定やシュチュがありましたらなんでも言ってください！！ (2017年11月3日 19時) (レス) id: 6950f1f86c (このIDを非表示/違反報告)
エルフ・シャープナー(プロフ) - 前作から今作まで見てきました！すっごく読んでて楽しいです！これからも更新頑張ってください！そして唐突のリクエストなんですが、山伏国広と大いに絡んでほしいな…なんて思ってるんですが…宜しいでしょうか…|´-`)ﾁﾗｯ (2017年11月3日 18時) (レス) id: 01727032ce (このIDを非表示/違反報告)
雨水無月(プロフ) - いちむあめちゃん。さん» ありがとうございます！続編も頑張ります！ (2017年8月31日 6時) (レス) id: 6950f1f86c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雨水無月 | 作成日時：2017年8月29日 22時
