13舎の女王様の日常2

選手交代！？ ページ6

ジュ「なぁ、俺って主人公だよな」

ロ「どーした急に」

ウ「まっ、主人公にしては地味だよな」俺よりイケメンじゃねーし

ジュ「だよな...」

あ「あらあら本当にどうしちゃったの？」

ニ「ネガティヴジューゴくんだ！」

ウ「なら俺が主人公交代してやるよ！」

あ「何言ってるの、交代するなら私でしょ？」

ウ「あぁ？なんでだよ！」

あ「ストーリー的によ、恋愛物に持って行きやすいじゃない」女一人だけなんだし

ロ「恋愛物ってどんなストーリーだよ」

あ「んー、例えば_________









ここは難攻不落の要塞所『南波刑務所』

厳重な警備網からはどんなに名高い脱獄囚も抜けることは不可能である



十三の舎房の内、13舎13房にはとある女囚人が収容されていた




彼女を取り巻く様々な男達






ウ「来いよ、ジェントルに抱いてやるぜ？」







ロ「ここの飯はウメェけど、お前も、すっげぇー美味そうだな」







ニ「ねーねー！一緒に遊ぼ〜！勿論....二人っきりで....ね？」







ジュ「俺は、人に興味とかねぇけど...でも...お前のことは、全部知りたいと思ったんだ...！！」






そして始まる禁断の恋






星「僕と貴方とでは住む世界が違う..でも..僕は、貴女へのこの気持ちを抑える事が出来ない！一緒に逃げよう、ここから...！」






彼女を巡り繰り広げられる物語に、あなたは胸のトキメキを隠すことは_________出来ない









てきな？」

ウ「随分と具体的だったな...」

ロ「確かにストーリーは出来てるが...」

あ「でしょー？」

ジュ「これ、最後どうなるんだ？」

あ「星太郎くんと逃げて幸せな家庭を築いてハッピーエンドよ」


全「お前の願望じゃねーか⁉」


ー「オメェらうるせーぞ！！」バンッ




全「........」



ウ「...なぁ、その物語、ハジメはどんな役だ？」キニナル

あ「...後輩に当たるただの怖い上司、かしら」

ー「何の話か知らんが馬鹿にされてんのは分かるぞ」ガシッ


あ・ウ「ごめんなさぃぃいいい！！」離してー！



ロ「やっぱり主人公はお前じゃなきゃダメだジューゴ」アイツらにはムリだ

ニ「うん、僕もそう思う」

ジュ「そ、そうか？」

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