13舎の女王様の日常2

崩れる音 ページ16

ロ((ダッ

あ「ぇ((ドガッ....ジュ、ーゴ...？」

ジュ「ガハッ」

ロ((スッ

あ「ろ、ロック...？どうしたの...？」ジリジリ

ジュ「止めろロック！！」

ロ「.....」

あ(やめてよ....その目は...私の嫌いな..あいつらと同じ目...)

『ハハハハハハッ』
『痛いよ〜だってさ！w』
『ほ〜らパパでも呼んでみろよ！！」

あ「ぅっ..」ズキッ

ジュ「A危ない！！」

あ「っ！((ガッ...カハッ」ドサッ

ジュ「A！！...ロック！もうやめてくれ！」


ウ「おい何してんだお前ら⁉」ガシャンッ

ロ((ピクッ

あ「だ...め...」ズキズキ



ドゴン！

ジュ「ガハッ」


あ「...何でよロック...私達が何したっていうのよ⁉何が不満なの⁉何か言ったらどうなのよ⁉」

ウ「開けろ！！開けろよジューゴ！！」

あ「ダメよ！！」

ウ「お前まで何言ってんだA⁉俺が何とかしてやるから！」

あ「ダメよジューゴ、絶対に開けないで！」

ウ「ふざけんな！開けろよ！！」

あ「...ウノ...私ね...もう、これ以上ロックに、人を傷つけさせたくないのよ」ニコッ

ウ「っ！！...く、そ...！」ドンッ

ロ((スッ

あ「あんたがその気なら、私は構わないけど...もうこれ以上あの子達に手を出すのは止めなさい」

ジュ「おい...やめろ...やめてくれ」

ロ((バッ

あ((スッ「あんた、さっきから動きがワンパターンなのよ、それにっ....っとー

こんな簡単に背後取られて押し倒されるなんて、ホントにロックなの？」ドサッ

ロ((ダンッ

あ(あれ？何か首元についてる...)スッ

ロ((ピクッ


グ、グググ

あ「っ！やめなさい、この体勢のまま動くと腕折れるわよ？」

ロ((グググッ

あ(なんて力なの...こんなの、人間が出せる限界を超えてるわ)

ロ((グッバッ


ブンッ

あ「いっ！」ダンッ

ウ「A⁉」

ロ((スクッ

あ「っ....何なのよ...こっちは頭痛くてイライラしてるってのに...」ズキズキ

ロ((バッ


ヒュンッ

あ「ぁ、あんた...」
ジュ「つ、九十九...」

九「....」

あ(確か、彼も五舎に行ってたはず...もしかしたら彼も...いや、でも彼は私を助けてくれた...なら...)

ジュ「お前は『いつも通り』だよな..⁉なぁ九十九！！」

九「なんて顔してんだよジューゴ。お前が言ったんだぞ、ここではお前でいろって、俺はいつも通りだよ。だから心配なんてするな」キラーン

あ((キュンッ(イケメン！！)

ウ「こんな状況でもかよ⁉」ぇえええ！！

考えるより→←変わっていく何か

ラッキーアイテム

13舎の石窯

ラッキーナンバカ

610

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す