5話※ ページ6
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手嶋side
今日はなんと女子が入部するらしい。
急に集められた俺たちは、少しざわざわとしている。
「なぁ青八木、入部する奴、どんな奴なんだろうな？」
「…ん。」
「だよなぁ。でもなんで自転車競技部に入ろうと思ったんだろうな？」
青八木に聞いても知らないと言われてしまった。
まぁ、そりゃあそうだよな。
俺が、うーんと唸っていると、突然部室の扉が開いた。
「あっ！せんぱーい！」
と、元気な声で入ってきたのは一人の女子だ。
……え？めっちゃ可愛いんだけど…？
って！なんて柄にもない事思ってるんだ俺！？
透き通るような長い髪と、薄紫の目に俺はただ呆然と見惚れていた。
隣を見ると、青八木もビックリした顔をしている。
金城さんに自己紹介を促された女の子は、最初は戸惑った様な顔をしていたが、すぐ笑顔になった。
「え、と…私、星乃天です！これからよろしくお願いします！」
星乃天さん、、、か…
星乃さんの自己紹介が終わり、それぞれが練習に戻って行く。
「…と、りあえず練習するか？」
「…ん。そうだな。」
俺たちも青八木と走りに行こうとした時に金城さんに呼ばれた。
なんだ？
俺達は、お互い首を傾げながら金城さんのところへ行く。
「星乃に色々教えてやってくれ。」
「「はい！」」
と、内心ビックリしながらも返事をし、青八木と目が合う。
青八木も驚いてるな…
俺達がビックリしている間に星乃さんはローラーに乗って回し始める。
それがとても綺麗なフォームで、俺はそれを呆然と眺める。
「おい…純太。」
青八木の一言で我に返った俺は青八木と、星乃さんの隣でローラーを回し始める。
チラリと星乃さんの方を見ると楽しそうに回していた。
ドキッ
なんだ？これは？
なんで俺は星乃さんの笑顔を見てドキッとした？
そう思っていると、
「……純太？……顔…赤い…」
えっ！？と、俺は思わず声を上げてしまった。
まじか……
確かに顔が火照ってる感じがする。
俺は、青八木の私的を受け入れたくなかった。
あぁ、どうやら俺はこいつに
恋に落ちたみたいだ。
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N.I(プロフ) - 名前変更できるようにして欲しいです！ (2021年8月21日 7時) (
レス) id: bba4577654 (このIDを非表示/違反報告)
ふぃあろ(プロフ) - ちるせさん» ありがとうございます！更新は二月中旬からしますね！ (2021年2月6日 18時) (レス) id: 91505f2211 (このIDを非表示/違反報告)
ちるせ - めっちゃおもろいです！ 頑張って早めに更新していただけるとありがたいです (2021年2月6日 13時) (レス) id: ee228eaffb (このIDを非表示/違反報告)
ふぃあろ(プロフ) - もいさん» 了解です！！ありがとうございます！！ (2021年1月24日 8時) (レス) id: 91505f2211 (このIDを非表示/違反報告)
もい(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいてます。続編楽しみです！名前変更出来るとなお楽しく読めると思うのでぜひお願いしたいです。よろしくお願いします！ (2021年1月24日 8時) (レス) id: b3db4b2f47 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふぃあろ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/uekukz/
作成日時：2020年1月13日 3時
