【d！】ハッピーエンドが１つとは限らない (ページ4)

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｢……そういえば、昨日、射程距離2000m成功したんだって？すごいじゃん｣

shp｢……ありがとうございます｣

　口は悪いが、裏腹に誉めてくれる時もある。

だから、彼女は皆に好かれている。

口は悪いが、たまに誉め言葉。これがツンデレというやつなのか。

　｢ねぇ、私にも教えてよ。ショッピくんの2000m超えて、私が隊長になってやるんだから｣

shp｢良いですよ。いつにします？｣

　｢今からに決まってるじゃん。馬鹿なの？｣

　そんなことでは隊長になれませんよ、そう言おうとしたが止めた。

言っても無駄だと思ったから。

　Aさんは事前にそのような台詞を言っているのだと思う。そう思うと、

shp｢本当、可愛いっすね｣

　｢は？眼科行ってくる？ほら、庭の方行こーよ｣

　早く早く、と小さい子どものように急かすAさん。

本当、

そういうとこです、Aさん。

ムラサキツユクサ｢尊敬しているが恋愛ではない｣

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ショッピさん、こんなんだったら良いのにな。