刀剣乱舞＆名探偵コナン 〜再会の物語〜

No.7 ページ7

コナン目線


豪君が被害者の友人にそう言うと、友人は顔色を悪くし震え出す

それを見た目暮警部が高木刑事に頼み、友人の鞄からマニキュアを取り出すと、そのまま鑑識の人に渡していた


俺は豪君を見る

あの推理は俺も考えていた

後は園子を眠らせて推理を話そうとしたのだが、先を越されてしまった

だが、それよりも俺以外にその事に気づいていた奴がいたなんて………


見た目は小学生の男の子

しかし、Aさんの瞳を貶された時のAさんの周りにいる3人の殺気

冷たく鋭い

堀川さんが前におっちゃんに向けた殺気と似ていた


安室さんもあの3人を見ている


高木「警部、あのマニキュアから毒物が検出されました。

被害者の口についていた毒と一致したと。」


目暮「あぁ、わかった。

申し訳ありませんが、署の方までご投降願います。」


目暮警部が被害者の友人にそう言うと、友人はテーブルに置いてあったナイフを取ると、そのままAさんに投げた


突然の事で、安室さんも俺も動く事が出来なかった


コナン「あ、危ないッ！！！」


俺はそう叫ぶ









宗三「はぁ、これでこの子が怪我したらどうするんですか。」


俺達は目を見開く

俺達が咄嗟に動けずにいたのに、あの3人は驚くべきことをしていた


まず、ナイフはAさんの方にかなりのスピードで投げられていた

でも、三条さんがナイフを受け止めた

受け止めた手からは血が出ている

後ろに左門さんがAさんを抱くように守る

そして、1番驚いたのは豪君だ

ナイフを投げた友人の首元に手刀を入れた

友人はそのまま気絶した


それはものの数秒でなされた行動だった


後藤「なぁ、早くこの人連れて行ってくれよ。」


豪君がそう言うと、警部達はハッ、と気づき気絶した友人を連れて行った


A「み、三日月さん！

手、大丈夫ですか！？いや、大丈夫じゃないですよね！？」


Aさんの焦った声が店内に響く


三日月「あっはっは。心配せずとも大丈夫だ。」


Aさんがポケットからハンカチを出して、三条さんの掌に当てた


佐藤「病院まで行きましょう。

貴方の怪我はこちら側の失態です。

申し訳ありません。」


そう言って佐藤刑事は頭を下げる

だが、三条さんは佐藤刑事を全く見ず、


三日月「いや、此方には主治医がいる。

手当てはその者に頼むさ。」


そう言った


その後、彼等は予定があると言ってポアロから出て行った

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