刀剣乱舞&名探偵コナン 〜始まりの話〜

No.2 ページ2

コナン目線


おっちゃんの仕事の帰り、安室さんの運転で俺達は森の中にある道路を走っていた


蘭「なんだか、暗くなってきたね。」


園子「さっきまで明るかったのに。」


窓の方を見ると辺りは暗くなり、少し不気味だった



すると………



安室「あれ？」


どんどん車がスピードを落としていった


小五郎「ど、どうしたんだ！？」


安室「急に車が……

少し、見てみますね。」


安室さんは外を出て車の前にしゃがみ込み何かをし始めた


車の中は電気も消え、怖くなった蘭と園子が外に出た

俺も後を追うように外を出る



蘭「ど、どうですか？

何処か壊れたんでしょうか？」


安室「少し暗くてよく見えませんね。

スマホの光でどうなっているか見たい所ですが、限度もありますし……」




もう日は沈み真っ暗だった


コナン「安室さん、僕の腕時計使って。」


安室「うん、ありがとう。」




安室さんが俺の腕時計を受け取ろうとすると


ポツッと腕時計の縁に水が落ちた



上を見ると雲が厚く、いかにも雨が降り出しそうな天気になっていった



小五郎「これはマズイな。

一旦、雨宿りできる場所を探した方がいいかもしれねぇな。」


園子「でも、雨宿りできる場所なんてそんな簡単に見つかるかしら。」



俺は辺りを見渡した


そして、煙が上がっているのが見えた



コナン「ねぇ、あれって煙じゃない？

民家があるかも！」



蘭「本当だ！凄いコナン君！」


園子「へぇー、よく見つけたわね。」



小五郎「よし、雨が降り出す前にあそこまで行くぞ！」



おっちゃんを先頭に歩き出す俺達


だが、流石に森の中であってかなり不気味だった


蘭「凄い不気味……」


園子「お化けでもでそうね……」


お化けなんて……


そんな非科学的なものは絶対ないと俺は思っている



すると………




ザァァァァ



雨が降り出した


小五郎「うわっ！やべっ！

お前ら走るぞー！」









雨が止む気配もなく、俺達は煙が上がっていた民家を見つけることができた


だが……これは民家じゃねぇな



安室「民家ではなく屋敷のようですね。」


おっちゃんが屋敷の門を叩く


小五郎「誰かいませんか！？

すみませんが、少し雨宿りをしたいのですが！？」



シーン


なんの応答もない


園子「留守かしら。」


園子がそう言うと、門がゆっくり開いた



そこにいたのは一人の少女だった



⁇「どうかしましたか？」




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