目が見えない 歩けない審神者

No.10 ページ10

A目線

夢を見た

その夢に出てくる人達は暴力を振るわれていた









『主…清光を手入れして。

あのままじゃ、清光が折れてしまう。』

『でもな〜、資源がないからなぁ。

新実装された刀剣男士がいねぇからな、あんまり資源使いたくねぇんだよ。』

『そんなっ……』

すると、そこにいる男はニヤッと笑った


『ならよ、安定。

お前が一人で出陣して資源をとってこい。

お前、まだそんなに怪我してねぇよな？

ついでに、堀川も連れていけ。』

『待ってよ！堀川も今、中傷で……』

『僕がどうかしましたか？』

『堀川……』

『堀川、お前安定と一緒に出陣してこい。

お前も和泉守が心配だろう？』

堀川と呼ばれる男の子は顔を歪めた

『お前のせいで、和泉守が重症なんだもんな？

ほら、早くいけよ！』

そう言って安定と呼ばれる人と堀川と呼ばれる人は

出陣していった







四度目の出陣で二振りは折れた









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『なにが、天下三名槍だ。

全然役に立たないじゃないか。』

『わ、悪い、主。俺が全部悪いんだ。

だから、日本号や蜻蛉切を折らないでくれ！』

『はぁ、本当面倒くさい。

鳴狐、お前も隊長だったんだろ？

なんで、新しい刀剣男士を連れてこない。』

『何度も探した。でも、いなかった。』

『なら、もう一度行けよ！』

男は鼻から下を黒い仮面で隠している人を殴った

『鳴狐！大丈夫ですか！？』

『ごちゃごちゃうるさい狐だな！』

『主！もうやめてくれ！』

『うるせぇ！

お前ら二人、新しい刀剣男士を連れてくるまで、帰ってるな。』









その3時間後、二振りは折れた









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『主さん！薬研や厚が重症なの！

お願いだから手入れをして！』

『主君お願いします！』

『お願いします！』

『乱、前田、秋田、薬研や厚は折れてねぇんだろ？

なら、そのままにしとけ。

なんで、一々手入れをしなきゃならねぇんだよ。

資源が勿体ねぇじゃねぇか。』

『えっ、でも、この前の遠征は大成功して、資源が沢山手に入ったって、一兄が。』

『あぁ、あれは全部鍛刀に使った。

結局、目当ての刀は来なかったけどな。』

『そ、そんなぁ。』

『あー、本当うるさい。

お前らもういらねぇな。』

『ど、どういうことですか…』

男は小さい刀を両手で持った








そして、三振りは折れた

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