No.4 ページ4
A目線
ここが、私の本丸 見えないけど…
私は本丸の扉の前にいる
扉を開けるとこんのすけがいると聞いた
私は扉に近づいた
A「ここかな…？ よいしょ。」
両手を使って押すと
A「あっ、開いた」
以外と簡単に開いた
中に入ってみると
A「………何も聞こえないなぁ。」
神居さんから気をつけてと言われたので
少し緊張して来てみれば
なにも起こらない
私はずっと目が見えないので聴覚が鋭くなっていた
そう言えば、こんのすけは？
中に入ればいると聞いたけど
なにも気配がない
A「こんのすけ…？」
そう呟いてみると
ボフゥン
こん「はい！主様！」
うん？
今下から聞こえたような？
こん「主様！こんのすけはこちらでございます！」
あっ、こっちなのね
私は右側に方向転換した
こん「おや？主様、なぜ目を布で隠しているんですか？
それでは、見えぬでしょう？」
神居さんから聞いてないのかな？
A「私は目が見えないの。それに歩くことができないから、車椅子を使って移動しているの。」
こん「そうなのですね！
申し遅れました、私はこんのすけです。
政府の式神の管狐でございます！」
へぇー、狐なんだ
A「貴方は何色なのかな？
姿はどんな感じなの？」
こん「えぇーとですね、私は黄色ですね。
姿と申されてもですね……」
困ってるよね
A「やっぱりなんでもないよ。」
正直、黄色もどんな色かわからないし覚えてない
そう思っていると
膝の上に重みを感じた
こん「私はモフモフしているのですぞ！」
こんのすけなりの慰めだろう
私はこんのすけを撫でた
A「本当だ、モフモフだ。
それに、暖かい。」
こん「そうでございますか！嬉しゅうございます！」
私はこんのすけを抱き上げた
こん「あ、主様…く、くる…し…」
A「あっ、ごめんなさい。」
思わずぬいぐるみみたいにギュッとしてしまった
こん「それでは、主様！今から離れに行きましょう！ここにいては危険ですので！」
A「神居さんから、まずは広間へ行けと言われたんだけど。」
こん「なりません！！！
危険でございます！ここにいる刀剣男士様達は人間不信になっております。
それに、私だけでは貴方様を守ることが出来ません！
もし、刀剣男士様達が切りかかって来たらどうするのですか！
貴方様は走ることも出来ないし、目も見えないのでとっさに動くことができませんよ！？」
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チャケマン - あのすみません夢主ちゃんは夢の中では目が見えているという設定なのでしょうか (2020年2月8日 17時) (
レス) id: de774af347 (このIDを非表示/違反報告)
yuuna(プロフ) - あいさん» 更新がいつも遅く申し訳ないと思っています。面白いと言ってくれてとても嬉しいです！これからもよろしくお願いします！ (2019年2月21日 6時) (レス) id: 097d62e6cb (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - 名前変換できるようになっていて嬉しいです！コナンの方も見ました！面白かったです！これからも、更新頑張ってください！ (2019年2月21日 5時) (レス) id: 77617d67f3 (このIDを非表示/違反報告)
yuuna(プロフ) - 通りすがりさん» なんというか、最初の方は小烏丸と大和守達しか主人公の過去は知りません。長谷部には宗三が話していますが他の刀達は知らないという事になっています。わかりにくい表現だったならすみません。 (2018年10月16日 20時) (レス) id: 097d62e6cb (このIDを非表示/違反報告)
通りすがり - あの、23話(と45話)で主人公の過去を知らない…みたいに書かれていたんですけど、初めの方で政府？の資料？の書類を男士たちに公開してなかったでしょうか？それとも書類には詳しい事情や視力を失った、歩けなくなった原因などは書かれていなかったという事なんでしょうか？ (2018年10月16日 12時) (携帯から) (レス) id: 4f4058a2da (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yuuna | 作成日時：2018年3月16日 10時
