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No.22 ページ22

A目線

「__じ__おき_」


「_ゅく____てく__い」


「___きて__さい」



うーん


はっ!


また寝てた!


今日の事で小烏丸さんにおもいっきり泣いて……


その後寝た?


A「乱ちゃん、おはよう。」


乱「あっ、遅いよー主さん!」


A「ごめんね……うん?」


起き上がろうとしたら、なぜかお腹や足のところに
重みを感じた


『ガウッ』


うん? なんか鳴き声みたいな声が……?


秋田「あっ、主君、この子達は虎ですよ。」


虎?


私の疑問に答えてくれた秋田君


前田「僕達の兄弟の五虎退の虎です。」


へぇー、そうなんだ


乱「ほら、主さんも虎君達を触りなよ。

モフモフしてて可愛いよ。」


私はお腹あたりにいる子を触ろうと

手を伸ばした


すると……


A「あっ、舐められた…?」


前田「懐いてますね。

前任には決して懐かなかったんですよ。」


そうなんだ……


私は虎を撫でた


とても温かくてモフモフしていた



撫でていると、離れとは違うところから泣き声が聞こえた


A「乱ちゃん、前田君、秋田君、泣き声が聞こえない?」


私はそう言うと


前田「…………あっ、五虎退!」


乱「本当だ。近くに鳴狐さんもいる!」


A「その子は泣いてる?」


秋田「はい、鳴狐さんも少し困っているみたいです。」




A「乱ちゃん、私を車椅子に乗せてくれる?」


乱「いいけど、なんで?」


A「その五虎退君のところに行きたい。」


前田「ですが、五虎退は人間に対してかなりの恐怖を感じていると思います。」


秋田「五虎退はよく泣いたりして前任から暴力や暴言を受けていました。」


乱「それでも、行くの?」


乱ちゃんはそう聞いてくる


私は縦に頷いた


A「うん。」









..









少しずつ声のする方へと近づいてきた


すると、


五虎退「うっ…ごめんなさ…い。」


何故か謝りながら泣いていた


私は声のする方に手を伸ばし、撫でた


A「大丈夫だよ。」


今この子は必死に涙を堪えようとしてる


そんな感じがする


でも、泣きたい時には泣いた方がすっきりする


五虎退「人間……」


私は少しでも落ち着くように頭を撫で続けた


A「何かあったかわかりませんけど、泣きたいなら思いっきり泣いてください。


乱ちゃん達に聞きました。

貴方は前任から暴力や暴言を受け続けていたと。

私はそんな事しません。」


私ははっきりとそう言った

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チャケマン - あのすみません夢主ちゃんは夢の中では目が見えているという設定なのでしょうか (2020年2月8日 17時) (レス) id: de774af347 (このIDを非表示/違反報告)
yuuna(プロフ) - あいさん» 更新がいつも遅く申し訳ないと思っています。面白いと言ってくれてとても嬉しいです!これからもよろしくお願いします! (2019年2月21日 6時) (レス) id: 097d62e6cb (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - 名前変換できるようになっていて嬉しいです!コナンの方も見ました!面白かったです!これからも、更新頑張ってください! (2019年2月21日 5時) (レス) id: 77617d67f3 (このIDを非表示/違反報告)
yuuna(プロフ) - 通りすがりさん» なんというか、最初の方は小烏丸と大和守達しか主人公の過去は知りません。長谷部には宗三が話していますが他の刀達は知らないという事になっています。わかりにくい表現だったならすみません。 (2018年10月16日 20時) (レス) id: 097d62e6cb (このIDを非表示/違反報告)
通りすがり - あの、23話(と45話)で主人公の過去を知らない…みたいに書かれていたんですけど、初めの方で政府?の資料?の書類を男士たちに公開してなかったでしょうか?それとも書類には詳しい事情や視力を失った、歩けなくなった原因などは書かれていなかったという事なんでしょうか? (2018年10月16日 12時) (携帯から) (レス) id: 4f4058a2da (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:yuuna | 作成日時:2018年3月16日 10時

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