目が見えない 歩けない審神者

No.21 ページ21

五虎退目線

僕は前任の言葉を思い出します






『もっとはっきり話せ！

いちいち泣くな！』


僕はずっと暴言を言われていました


『役に立たない刀はいらねぇんだよ！』


僕はそう言われてずっと暴力を受けていました




五虎退「うっ…ご、ごめんなさ…い。」


鳴狐さんは前任じゃない


そうわかっているのに涙が出てきて


目の前に前任がいるみたいに怯えてしまう




すると、誰かから頭を撫でられました


⁇「大丈夫だよ。」


この声は……


五虎退「人間……」


人間は不思議な椅子に乗って僕の頭を撫でていました


A「何があったかわかりませんけど、泣きたいなら思いっきり泣いてください。」


泣いたら、殴られる、蹴られる


でも、撫でてくれる手からとても温かい霊力を感じます


A「乱ちゃん達に聞きました。

貴方は前任から暴力や暴言を受け続けていたと。

私はそんな事しません。」


大丈夫ですよ

と言いながら僕の頭を撫で続けてくれる




その言葉を信じてもいいですか？







.









.









.









A「もう大丈夫ですか？」


五虎退「はい！ その、ありがとうございます。」


僕は離れの部屋で"主様"と向かい合っています


乱「五虎退、久しぶり！」


五虎退「はい！乱兄さんや前田、秋田が元気そうで、僕も嬉しいです。」


秋田「僕達もですよ！」


前田「そう言えば、五虎退は怪我が治っていましたね。」


A「そうなの？」


恐らく僕の怪我が治ったのは……


狐「主殿は寝ている間、霊力を放出しておりました。

そのおかげで離れの庭はとても美しくなっております。

その放出された霊力で五虎退の怪我が治ったのでしょう。

いやはや、主殿の霊力は凄いですなー！」


はい、僕もそう思います


五虎退「主様、ありがとうございます。

これから、よろしくお願いします。」


僕はそう言うと、主様はにっこり笑い


また僕の頭を撫でた


A「こちらこそよろしくお願いします。」









こんにちわ、yuunaです！


お気に入り追加が1000人超えていました！


驚きです！


ありがとうございます！


昨日、高校の入学式だったんですけど、

これからなかなか更新できるかどうかわからないんですよ


できれば二日に一回程度は更新したいと思います！


これからとよろしくお願いします！

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