百壱ノ話 ページ10
不死川「俺はもう随分と前に伝えちまってるからなァ……」
随分と前に伝えた??
冨岡「……俺も直接的ではないが伝えているようなものだな」
……伝えているようなもの??
煉獄「一体何の話だ!!」
時透「……僕も、Aのこと、好き」
A「待って、みんな、待って!!//」
気づいちゃったよ!!
よく分からないけど告白大会が始まってるみたいだよ!!しかも!なぜか!わたしに対して!!!()
伊黒「そんな軽々と言うものではないだろう。気持ちが軽いな(こんな便乗する形で言ってたまるか……)」
胡蝶「なっ!そんなことありません!!」
不死川「恥ずかしくて言えねぇのかァ??」
みんなで言いあってて、わたしの話をしてるのに入る隙間がないよ……普通にわたしが恥ずかしいよ……なんですかこの状況……。
悲鳴嶼「……それぞれ素晴らしい剣士だ……一人に決めるのは難しいことだろう……それもまた試練……南無……」
悲鳴嶼さんの言葉でハッとした。
これもまた、試練……。
善逸くんに伊之助くん……。
わたしの頭に出てくるのはいつもこの二人。
煉獄「そうか!秋津風少女はモテるのだな!素晴らしいことだ!」
不死川「さすがにモテすぎだろォ……」
甘露寺「Aちゃん??大丈夫??」
端の方で誰とも会話せずにぼーっとしているわたしに気づいて蜜璃ちゃんが話しかけてくれた。
それに気づいてしのぶちゃんも寄ってきてくれた。
A「ちょっと考え事してた」
甘露寺「悩んでるのね」
胡蝶「Aの様子を見て、誰のことが好きか分かっていますよ」
なんか泣きそうになっちゃうよ。
これが、恋かぁ……。
A「さすがだなあ」
甘露寺「前にも言ったかもしれないけど、ゆっくりでいいのよ!もっと一緒に過ごして、決めていけばいいの」
胡蝶「うーん、原作寄りだからかなかなか登場してないのが矛盾ですね……」←
A「原作寄り?」
胡蝶「いえ、こっちの話です」
不死川「Aそういえば」
A「なに??」
不死川「上弦をまた倒したんだってなァ。羨ましいことだぜぇ。なんで俺は上弦に遭遇しねぇのかねえ」
実弥に呼ばれたかと思えば今度は鬼の話に。いや、それが普通か。というかここ産屋敷でした……。
伊黒「こればかりはな。遭わない者はとんとない。怪我はあまりないようだが、甘露寺に時透、Aもその後体の方はどうだ」
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光 - 頑張ってください!応援してます (2021年10月6日 17時) (レス) @page16 id: 4a673cee18 (このIDを非表示/違反報告)
李猫(プロフ) - 頑張ってください!応援してます(*^ω^*) (2021年2月19日 10時) (レス) id: 893699292a (このIDを非表示/違反報告)
成瀬るか。(プロフ) - 皆様、面白いと言っていただきありがとうございます。ログインできなかったりいろいろあり、帰ってこれました。最後まで書きます…!宜しくお願いします。 (2021年2月18日 0時) (レス) id: c313e4d27d (このIDを非表示/違反報告)
成瀬るか。(プロフ) - 李猫さん» 更新頑張ります(´;Д;`) (2021年2月18日 0時) (レス) id: c313e4d27d (このIDを非表示/違反報告)
李猫(プロフ) - とても面白かったです!続き楽しみにしてます。 (2021年2月14日 12時) (レス) id: 893699292a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:成瀬るか。 | 作成日時:2020年11月16日 0時