玖拾玖ノ話 ページ7
今、蜜璃ちゃんと一緒に産屋敷邸に向かってます。
緊張で心臓が口から出そう。
甘露寺「大丈夫??」
A「まさかこんな日が来るとは……」
胡蝶「あらあら。偶然ですね」
近くで任務があったのか、しのぶちゃんと合流。
A「しのぶちゃん!!」
胡蝶「Aも柱合会議に…??」
蜜璃ちゃんと一緒にいることに気づいて、驚いた顔をしている。
甘露寺「女の子3人揃ったわねッ♡」
2人が美女すぎてつらいよ……←
胡蝶「……泣」
なんて考えてたらしのぶちゃん泣いてるんですけど!?!?
A「どうしたの!?」
甘露寺「も、もしかしてしのぶちゃんより先にAちゃんと任務同行しちゃったことが悲しいの!?ごめんなさい!!!」
A「いやそこ!?そこなの!?」
なんか善逸くんみたいなツッコミするようになってしまったなぁわたし……
胡蝶「…嬉しいんですよ」
…へ?嬉しい?どうして??
甘露寺「…うれ…しい??」
胡蝶「…悩んでいましたずっと。Aには絶対に生きていてほしいから、隠のままでいて欲しいと思う時もありました。でも今は、一緒に戦ってほしい。任務に出向くようになったAを見て、この子は大丈夫と思いました。…大丈夫なんて、軽々しく言える口ではありませんが、Aなら、鬼舞辻を抹消できる。逆に言えば、Aがいてくれたら、それが叶う」
しのぶちゃんから溢れる涙は、すごく綺麗に見えた。
希望に満ちた目。
こんなしのぶちゃん、前は絶対見れなかった。
カナエさんは帰ってこないけど、
…少しずつ、前に進めてるんだ。
A「…しのぶちゃんありがとう。大好き」
胡蝶「私も大好きです」
甘露寺「とっても素敵だわ!!♡ドキドキが止まらない…!!ぜっったい鬼舞辻を倒すのよ!!!」
胡蝶「…ふふっ」
ぴょんぴょん跳ねながら興奮してる蜜璃ちゃんを見て、しのぶちゃんが微笑んだ。
わたしもさっきまでの緊張はいつの間にかなくなって、一緒に笑った。
柱合会議、正々堂々、柱として挑もう!!!
なんかやる気出てきた!!!
A「よし、お屋敷まで競走しよ!!」
胡蝶「それはしたくないです!大体、Aの速さは反則ですから!!」
甘露寺「うんうん!私も同意見よ!」
えーー()
A「じゃあ早足で」
こうして私たちは向かった。
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光 - 頑張ってください!応援してます (2021年10月6日 17時) (レス) @page16 id: 4a673cee18 (このIDを非表示/違反報告)
李猫(プロフ) - 頑張ってください!応援してます(*^ω^*) (2021年2月19日 10時) (レス) id: 893699292a (このIDを非表示/違反報告)
成瀬るか。(プロフ) - 皆様、面白いと言っていただきありがとうございます。ログインできなかったりいろいろあり、帰ってこれました。最後まで書きます…!宜しくお願いします。 (2021年2月18日 0時) (レス) id: c313e4d27d (このIDを非表示/違反報告)
成瀬るか。(プロフ) - 李猫さん» 更新頑張ります(´;Д;`) (2021年2月18日 0時) (レス) id: c313e4d27d (このIDを非表示/違反報告)
李猫(プロフ) - とても面白かったです!続き楽しみにしてます。 (2021年2月14日 12時) (レス) id: 893699292a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:成瀬るか。 | 作成日時:2020年11月16日 0時