検索窓
今日:10 hit、昨日:0 hit、合計:49,670 hit

7 ページ7

大貴「まあ、結局は俺のAだからな」









大貴もばかだな。



伊野尾くんに嫌味を言っているのか、勝ち誇った顔をして言う。



ついでに、玉子焼きがすんなりと私の弁当から盗られる。



「ちょっと!私の玉子焼き…」









慧「違う!俺のだ!Aは俺のだ!」









は、はあ?



思わずきょとん、とする。









初めて伊野尾くんにAって呼ばれた



手を一生懸命に動かし、大貴に負けないくらい私を語る伊野尾くん









「ば、ばかぁっ!」



そんなことされてときめかない女子なんて存在しない。



たぶん私の顔は真っ赤。



後輩の伊野尾くんに



振り回されてる気分。








私も私でどうかしてるな、

箸を持ってる手がぷるぷる震える。
普通でなんて、いられないよ。









慧「A先輩…?どうかしました?」









ずっと俯いている私を心配したのか、



顔を覗き込もうとしてくる伊野尾くん。



さっきはAって呼んでくれたのに、
呼び方が戻ったことに、少し寂しさを覚えた。









「な、なんでもないよ」









はぁ…
完全に伊野尾くんにはまってしまったのかも。

8→←6



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (41 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
76人がお気に入り
設定タグ:Hey!Say!JUMP , 伊野尾慧.有岡大貴 , 後輩   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:すん | 作成日時:2016年4月29日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。