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だんだん意識がはっきりとしてくる。
そうだ、私今まで寝ていて…
「今何時ー!!」
慧「うわぁっ!」
え、伊野尾くん?
あれ? 私頭痛がしていて保健室に来て軽く仮眠を……
急に目が覚めた。
長い間眠っていた感覚で少し心配になる。
慧「どうしたの? 具合悪かったの?」
「あっ、頭が痛くて」
慧「なおった…?」
「あ、うん……大分楽になったかな」
慧「良かったっ…」
傍に伊野尾くんがいたことに驚いた。
昨日の今日で何やってるんだろ。
こんな、弱い姿見せちゃって!
チラッと時計を見ると、真っ昼間だった。
アラーム設定しとけば良かった。
.
慧「ねぇ、A。 ちょっといい?」
「ん?」
ふわっと背中に巻き付いた細い腕。
抱き締められてる、
こんな近い距離じゃ、どきどき緊張してるのばれちゃうよ…。
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作者名:すん | 作成日時:2016年4月29日 23時