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___伊野尾side
あぁ、俺って弱いな。
大ちゃんの家で勉強会をした日
我慢できなくて、A先輩にキスをしてしまった。
……その時一線をこえたんだ。
.
「伊野尾? なんか最近、3年の女子の先輩がお前目当てで教室まで来るんだけど!」
「もしや……彼女かっ!」
慧「うっさい。 早く席着け」
クラスメートに八つ当たり。
その先輩が俺の恋してる、A先輩だってことも、
訪ねてくる用件も分かっているつもり。
俺が最近避けちゃってるからだ。
先輩に触れたいって…、我慢できなくなった。
どんなに頑張ってアピールしても、振り向いてはくれない。
年下ってやっぱり子供なのかな。
一緒にいても、気まずくなるだけだし……。
馬鹿な俺は、"先輩を避ける"という方法を取ってしまった。
あれから、何週間も経ってる。
今さら謝っても遅い?
決意ができない自分に、更に落ち込んだ。
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作者名:すん | 作成日時:2016年4月29日 23時