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ぽちゃんっ__
湯船に浸かりながら考え事。
「伊野尾、くん……」
お風呂のせいで湿った唇を触る。
私、馬鹿だな……
こんなに伊野尾くんのことばっかり考えて。
今どきの高校生だったら、キス位普通にするかもしれないじゃない
軽い気持ちでも……
一歳年が離れてるだけで、よく分からなくなってくる。
そんなに、一歳の差って激しいものかな？
なんかそれって悲しい。
月曜日…。
どうやって、接したら良いのかな。
いつもどおりに？
「ふぅ」
そろそろ熱くなってきた。
お湯の中にいるのが苦しく感じる。
もう、いいや
伊野尾くんを信じて、普通にしてよう！
のぼせ気味なのを良いことに馬鹿みたいに開き直る
色んな意味で頭を冷やさなくちゃね。
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作者名：すん | 作成日時：2016年4月29日 23時
